「中村さんは現在、映画『ATARU』の撮影中ですが、かなり暗いみたいです。周囲もみんな気を使っていて、監督も『どう接していいものか……』と困っていました」(芸能関係者)

5月30日、離婚が成立したことを発表した元モーニング娘。の矢口真理(30)と俳優の中村昌也(27)。これまでの報道によると、今年2月23日、矢口がモデルの梅田賢三(25)と自宅で不倫している現場を、中村が目撃。証拠の写メまで撮られてしまったという。クローゼットに裸で隠れていた梅田は、そのまま夫・中村に土下座させられたとも言われている。

「5月に2人は再び会い、関係者同席のもと、最終的な話合いをしたんです。矢口さんは怒ったりせず、始終、神妙な表情だったそうです。そこで、矢口さんが支払う慰謝料の金額について話し合ったそうですよ」(2人の知人)

矢口が慰謝料を支払ったということは、事実上、不倫を認めたことになる。そこで気になるのが離婚慰謝料の金額だ。一部では数千万円〜1億円と報じられているが、実は一般的な慰謝料相場だという。彼女は、いったいどれくらい支払ったのだろうか。弁護士の長森亨氏はこう語る。

「一般的な慰謝料の上限は300万円ですが、協議離婚の場合、双方が折り合えば金額は自由に決められます。芸能人の場合は、円満解決をアピールするために1千万円単位の金額で合意することもありますね」

また、アディーレ法律事務所の篠田恵里香弁護士もこう分析する。

「法律上、慰謝料の裁定方法は男女一緒です。収入の多さも関係なく、婚姻期間の長さ、どのくらいの期間や回数で会っていたか、浮気発覚後の謝罪対応の3つが算定基準になります。女性の浮気の平均的相場は200〜300万円です。しかし、ドロ沼バトルを避けるためにスピーディな解決を求めた結果、1千万円を超えることもあります。こちらのほうが、事実上の相場と言えるでしょうね」

つまり、1千万円程度に落ち着くようだ。だが、財産分与や今後の仕事への影響を考えると、矢口の負ったダメージは金額以上に大きいだろう。