ライトノベルレーベルからコミック誌が誕生

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 集英社からライトノベルレーベル発の次世代型コミック誌『スーパーダッシュ&ゴー!』が10月25日に創刊する。今後は隔月(偶数月25日)の発売となる。

 この秋、アニメ化されている『ベン・トー』をはじめ、『パパのいうことを聞きなさい!』『迷い猫オーバーラン!』『ドラゴンクライシス!』『カンピオーネ!』などの人気作品を擁するライトノベルレーベル『スーパーダッシュ文庫』。今回創刊された『スーパーダッシュ&ゴー!』は、その『スーパーダッシュ文庫』から刊行されている人気ライトノベルのコミカライズ作品を中心とした、メディアミックスコミック誌だ。

 創刊ラインナップに並ぶのは、スーパーで半額弁当を奪い合う白熱アクション『ベン・トー』をはじめ、2012年にアニメ化が決定したアットホーム・ラブコメディ『パパのいうことを聞きなさい!』、美少女たちの王道バトルファンタジー『カンピオーネ!』、エロと魔術のドタバタコメディ『オワ・ランデ!』など6作品に加え、ライトノベル化を前提としたオリジナルコミック作品も掲載されるという。
 公式ウェブサイトに掲載されている新聞によれば、『スーパーダッシュ&ゴー!』は「“元気とイキオイ”のある雑誌にしたい」という思いから丸宝編集長が命名。文庫編集部が編集を担当しており、これまでの常識を打ち破るメディアミックスコミック誌となりそうだ。

 なお、『パパのいうことを聞きなさい!』は本誌だけでなく、『ジャンプSQ.』『ヤングジャンプ』など、集英社から発刊されている漫画誌計6誌でコミカライズを展開中。それぞれイラストレーターが違い、『スーパーダッシュ&ゴー!』では江尻立真さんが漫画を担当する。
 さらに、10月25日にはコミックス『ベン・トーzero Road to witch』(漫画/柴乃櫂人)、『ドラゴンクライシス!』(漫画/大田優一)の2冊が同時発売される。
 今後も『スーパーダッシュ文庫』のメディアミックスの展開に目が離せない。
(新刊JP編集部)

▼「スーパーダッシュ&ゴー!」創刊ラインナップ
「ベン・トー another Ripper’s night」(柴乃櫂人/漫画、アサウラ/原作)
「パパのいうことを聞きなさい!―空色の響き―」(江尻立真/漫画、松智洋/原作、なかじまゆか/キャラクター原案)
「カンピオーネ!」(坂本次郎/漫画、丈月城/原作、シルコスキー/キャラクター原案)
「ニーナとうさぎと魔法の戦車」(薮口黒子/漫画、兎月竜之介/原作、BUNBUN/キャラクター原案)
「オワ・ランデ!」(ネツマイカ/漫画、神秋昌史/原作、イチリ/キャラクター原案)
「六花の勇者」(戸流ケイ/漫画、山形石雄/原作、宮城/キャラクター原案)
「Latin」(高畠エナガ/作)
「1月のプリュヴィオーズ」(星屑七号/作)
「すくーる!スクープ?」(Tiv/作)



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