プジョー「407」の後継となる「508」が７月11日に発売になるようです。


欧州のDセグメントに属するサルーンで、4ドアセダンと5ドアステーションワゴンの2タイプ。
今後のプジョーデザインの新しい方向性を示す第一弾となるモデルで、今までのパックリと大口を開けたような表情とは打って変わって控えめなラジエータグリル開口部が特徴。



ボディが407より長く、幅広くなっているものの、車両重量はアルミ製のフード等の採用で逆に大幅軽量化が図られており、ホイールベースの90?拡大は後席膝元スペースに余裕を生み出しています。


しかしこのクルマ、何が凄いって、エンジンの大幅なダウンサイジングっぷり。 従来の3.0L/2.2Lに代わって採用されたのが1.6Lの4気筒DOHC直噴ターボエンジン。　軽量化にも大きく貢献していそうです。


156ps/6000rpm、24.5kgm/1400-3500rpm の性能で、10・15モード燃費はセダンが11.0km、ワゴンが10.8kmと、現行モデル407の9.4kmからかなり向上しています。



また、目新しいところでは「グリフ」グレードのヘッドランプに注目。 コーナーリング時にコーナー内側を照射するディレクショナル機能付きのキセノン仕様となっており、更にはルームミラー裏のカメラで先行車や対向車を検知して、ハイビームとロービームを自動的に切り替えるインテリジェント・ハイビームを標準装備しています。



要は通常はハイビームで走り、対向車を察知すると自動的にロービームに切替わるシステム。 より遠方の障害物をいち早く発見する事を目的とした安全装備の一つです。外側に配置されたマシンガン風デザインのLED式ポジションランプも目を引きます。




このプジョー508、全体的に品良く纏められた大人のラグジュアリーセダン＆ワゴンといったところでしょうか。 お値段は以下のように、車格の割りに比較的リーズナブルな設定となっているようです。（全て6速AT)


・508 グリフ（レザーシート）　　　　　　　　　414万円


・508 アリュール（ファブリックシート）　　　 374万円


・508SW グリフ（レザーシート）　　　 　　　 437万円


・508SW アリュール（ファブリックシート）　 394万円


（Avanti Yasunori ）


【画像がすべて見られない方は】　http://clicccar.com/32656




（現行 プジョー407）




■関連記事
・いよいよル・マン24時間！アウディv.s.プジョーの優勝争いに自分も参戦！？
・プジョー407より安いプジョー508が日本上陸です！
・国産車と輸入車では違うヘッドランプの黄ばみを防ぐ方法
・6月11〜12日ル・マン24時間、今風の楽しみ方がコレ！
・BMWとプジョー＆シトロエンがハイブリッド開発でタッグを組んだ！　技術開発も単独ではなくハイブリッドの時代へ!?