朝鮮学校前で抗議団体と乱闘勃発

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京都にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の朝鮮学校で14日、日本の「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が再び騒ぎを起こした。韓国の多くのマスコミが、これを報じている。

「朝鮮学校を支持する集まり京都・滋賀」によると、京都朝鮮第一初級学校(小学校)で14日、在特会のメンバー約50人が午後2時頃から抗議行動を始め、学校前で騒ぎを起こした。その時、在特会のメンバーらは、日本の軍国主義の象徴である日章旗を掲げ、学校周辺から拡声器を使って「朝鮮人は帰れ」「朝鮮人は夜道に気をつけろ」「朝鮮学校を壊そう」などと叫んだという。

この団体は12月4日にも、財政難により運動場を持てない学校が代わりとして近くの公園を利用しているのに対し、「不法占拠したことへの抗議」と称して抗議行動を行い、「スパイの子どもたちから、キムチのにおいがする」などと酷い暴言を吐いたりして問題となっていた。

当然、これらの出来事を知った韓国ネチズンからは「私たちの敵は金正日ではなく日本のようだ」「日本はなんで彼らを放置しているの?」「夜道に気をつけろだなんて…」「一対一で戦ってみろ」などなど怒りの声が多く集まっている。

一方、先月の抗議活動を知った一部の日本人からは、朝鮮学校の学生を励ます手紙や激励のプレゼントなどが送られてきたという。しかし、在特会のメンバーらは今後も学校前での抗議行動を続けるとしているため、当分の間学校の授業に支障が出るだとうと見られている。

参照:朝鮮学校前で乱闘を起こす右翼団体 - スポーツ朝鮮

(文:林由美)

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