――「何度も悩んで 何度も傷ついて」と始まり、最後には「±0だっていいさ」という歌詞もありますが、精神的にマイナスの状態になってしまった時に、気持ちをプラスの方向に変えるための術をもっていますか?

愛内:それがその一つ手前の「自分の言葉が自分の世界変える」という言葉に詰まっているんですけど、私もやっと最近ようやく分かった感覚というか(笑)。いつも状況が変わらないから私が変われないと思っていたんですけれども、そうじゃなくて自分の言葉一つで状況はいくらでも変わるんだな、ということを色々な経験をしていく中で感じてきて、そういう部分を今回の「STORY」の中にも表現できたらなと思って。なので、マイナスになった時にはいつも暗示を掛けるじゃないけど、自分を前向きに持っていけるように、「今の状況がマイナスじゃない!」と思えるように、上手く自分の中でいいように考えていく(笑)、ということがマイナスから這い上がるためのきっかけというか、大切なことになるんじゃないかな?って最近感じましたね。

――自分の中で10年前とあまり変わらない部分と、逆に大人になったなと感じる部分はありますか?

愛内:いつまで経っても電気を消して寝れないとか、子供っぽいですね(笑)。ジャンプーも目をつぶってできないですね。そんな所はまだまだ子供ですね。大人になったと感じるのは、最近ちょっとセロリが食べられるようになったかな(笑)。嫌いな物はとことん食べられないんですよね。

――自覚はないかもしれないですけど、周囲の人からよく言われることはありますか?

愛内:天真爛漫、元気、ハキハキ?

――あまり自分の弱い部分を人には見せたくないですか?

愛内:限られていますね。見せられると思う人にはとことん見せられるんですけど、もう見せないと決めたらもうとにかく見せないという、激しいですね。

――お仕事柄もあるかしれないですけど、どちらかと言うと広く浅くというよりは深く狭く付き合うタイプ?

愛内:そうですね。友達とかもすごく決まっているタイプですね。

――歌詞にご自身の実体験を書いてる部分と、自分との共通点はありつつも違う誰かをイメージして書いてる部分と、曲によって色々あると思うんですけど、同性や異性で好きなタイプはありますか?

愛内:好きなタイプは、男の人も男らしいタイプで、女の人も男らしいタイプという、本当にサバサバした感じの人が多いですね。

――愛内さんとも共通項が多い方がいいですか?

愛内:共通している部分と、自分にはちょっと無い部分との両方で見ていますね。頼りがいのある人が好きです(笑)。

――毎年、夏の恒例ライブとして誕生日近くに「RINA♥MATSURI」を開催されていますが、ご自身が生まれた季節と自分が好きな季節とは関係があると思いますか?

愛内:あると思ってます(笑)。もう夏がめっちゃ好きです!寒いのは嫌ですね。もう夏と冬とで全然テンションが違いますね。

――夏のどんな所が好きですか?

愛内:もう日差しですね。海とか山に行くとかというイベントよりは、日差しを見ていて、日差しを浴びるだけで嬉しいというか。キラキラと反射する感じがすごく好きですね。景色が、普段の世界も光で綺麗に見えたりするじゃないですか。ベランダから見るいつもの木もキラキラ光っていたり、通り過ぎる人の髪が光に当たってキラキラしていたり、全部がキラキラしてるー!と思って。

――夏バテ防止のためになど、何か気を付けていることはありますか?

愛内:絶対に毎年夏にライブをすると決めているので、大体5月〜6月ぐらいになるとちょっと体力作りをしたり、ダイエットしたり、体をちょっと締めていくようにしているんですけど、そのおかげで夏はそんなに。安定しているというか、逆に冬の方が体を崩しやすかったりしますね。