香港前場:ハンセン1.2%安で反落、上海総合は0.2%上昇
30日前場の香港マーケットは、主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比273.72ポイント(1.19%)安の22752.96ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が98.18ポイント(1.29%)安の7507.16ポイントと反落した。売買代金は1398億9570万香港ドルに縮小している(29日前場は1729億2550万香港ドル)。
様子見ムードが漂う流れ。香港市場はあす7月1日、香港特別行政区設立記念日で休場となるため、積極的な売買を手控える一因となった。資源相場の軟調もマイナス。30日の上海期貨交易所(上海先物取引所)で主要な非鉄金属の先物が安く推移しているほか、昨夜のNY金先物は3日ぶりに反落した。原油相場は今月の安値圏で推移している。
もっとも下値を叩くような売りはみられない。中国景況感の改善が相場を下支えしている。寄り付き直後に公表された今年6月の製造業PMIは50.3と市場予想の50.1を上回り、非製造業PMIも50.2と予想の49.9を上回った。また、昨夜の米株市場で半導体や人工知能(AI)関連の銘柄に見直し買いが入ったほか、当局の産業支援スタンスも追い風となっている。李強首相は29日に開いた国務院常務会議で、「AI産業を支援し、それを幅広い産業で活用する『AI+』を推し進める」と強調した。ハンセン科技(テック)指数は1.4%逆行高している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国ミネラルウォーター最大手の農夫山泉(9633/HK)が8.0%安、ゴールドジュエリー販売の老鋪黄金(6181/HK)が5.6%安、ビールメーカー大手の百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)が4.7%安と下げが目立った。
セクター別では、非鉄・産金、石油など資源関連が安い。中国宏橋集団(1378/HK)が4.3%、新疆新キン鉱業(3833/HK)と江西銅業(358/HK)がそろって2.8%、霊宝黄金(3330/HK)が7.7%、招金鉱業(1818/HK)が6.7%、中国石油天然気(857/HK)が4.7%、中国海洋石油(883/HK)が4.3%ずつ下落した。
中国の銀行セクターもさえない。中国工商銀行(1398/HK)と中国農業銀行(1288/HK)がそろって3.9%安、交通銀行(3328/HK)が3.6%安、中国建設銀行(939/HK)が3.0%安で引けた。
半面、半導体セクターは高い。ASMPT(522/HK)が10.9%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.6%、上海天数智芯半導体(9903/HK)が6.1%、上海壁仞科技(6082/HK)が4.1%ずつ上昇した。
そのほかにも先端テクノロジー関連の銘柄が物色される。マイクロ伝動・駆動システムメーカーの深セン市兆威機電(2692/HK)が9.0%高、スマートフォン部品メーカーの藍思科技(6613/HK)が7.6%高、大規模言語モデル(LLM)の北京智譜華章科技(2513/HK)が5.3%高、自動運転システム開発の地平線(9660/HK)が5.1%高などと値を上げた。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.20%高の4082.13ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが高い。軍需産業、自動車なども買われた。半面、資源・素材は安い。金融、医薬も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
様子見ムードが漂う流れ。香港市場はあす7月1日、香港特別行政区設立記念日で休場となるため、積極的な売買を手控える一因となった。資源相場の軟調もマイナス。30日の上海期貨交易所(上海先物取引所)で主要な非鉄金属の先物が安く推移しているほか、昨夜のNY金先物は3日ぶりに反落した。原油相場は今月の安値圏で推移している。
もっとも下値を叩くような売りはみられない。中国景況感の改善が相場を下支えしている。寄り付き直後に公表された今年6月の製造業PMIは50.3と市場予想の50.1を上回り、非製造業PMIも50.2と予想の49.9を上回った。また、昨夜の米株市場で半導体や人工知能(AI)関連の銘柄に見直し買いが入ったほか、当局の産業支援スタンスも追い風となっている。李強首相は29日に開いた国務院常務会議で、「AI産業を支援し、それを幅広い産業で活用する『AI+』を推し進める」と強調した。ハンセン科技(テック)指数は1.4%逆行高している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国ミネラルウォーター最大手の農夫山泉(9633/HK)が8.0%安、ゴールドジュエリー販売の老鋪黄金(6181/HK)が5.6%安、ビールメーカー大手の百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)が4.7%安と下げが目立った。
セクター別では、非鉄・産金、石油など資源関連が安い。中国宏橋集団(1378/HK)が4.3%、新疆新キン鉱業(3833/HK)と江西銅業(358/HK)がそろって2.8%、霊宝黄金(3330/HK)が7.7%、招金鉱業(1818/HK)が6.7%、中国石油天然気(857/HK)が4.7%、中国海洋石油(883/HK)が4.3%ずつ下落した。
中国の銀行セクターもさえない。中国工商銀行(1398/HK)と中国農業銀行(1288/HK)がそろって3.9%安、交通銀行(3328/HK)が3.6%安、中国建設銀行(939/HK)が3.0%安で引けた。
半面、半導体セクターは高い。ASMPT(522/HK)が10.9%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.6%、上海天数智芯半導体(9903/HK)が6.1%、上海壁仞科技(6082/HK)が4.1%ずつ上昇した。
そのほかにも先端テクノロジー関連の銘柄が物色される。マイクロ伝動・駆動システムメーカーの深セン市兆威機電(2692/HK)が9.0%高、スマートフォン部品メーカーの藍思科技(6613/HK)が7.6%高、大規模言語モデル(LLM)の北京智譜華章科技(2513/HK)が5.3%高、自動運転システム開発の地平線(9660/HK)が5.1%高などと値を上げた。
本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.20%高の4082.13ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが高い。軍需産業、自動車なども買われた。半面、資源・素材は安い。金融、医薬も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
