スパークリング☆ポイント
 奄美大島出身の3人組、明日香、亜衣里、梓からなるスパークリング☆ポイント。昨年は愛内里菜と三枝夕夏の歌う、アニメ「名探偵コナン」のオープニングテーマ「100もの扉」にコーラスとして参加して話題となった。3月7日に発売となる新曲「さよならのかわりに」では、この春に高校卒業を向かえる梓が作詞作曲を担当。カップリングでは明日香と亜衣里がそれぞれ作詞とリードボーカルを担当し、3人娘が奄美からの風を運ぶ。

■3人はどの様にして出会ったのですか?

亜衣里:最初は、奄美大島の近くにある徳之島という所でオーディションがあったんですよ。その時に声を掛けられて、そこから3人で色々とデモテープを作ったりしていきました。

■元々、学校の友達という訳ではなかったのですか?

亜衣里:明日香とは幼稚園が一緒だったんですけど、それからずっと会ってなくて。高校でまた同じクラスになって、「久しぶりー」とか言っていて。それで、オーディション会場に行ったら、いたから「なんでいるの!?」みたいな(笑)。

■自己紹介ではなく、自分以外の2人がそれぞれどんな人なのか紹介してもらえますか?

亜衣里:明日香はすごくラブリーな詞を書くんですよ。性格はすごく可愛いんですけど、結構サバサバしていて男の子らしい面を持っているから、たまにすごく優しくされると嬉しくなります!あず(梓)はすごく自分を持っていて、1人旅が好きで、しっかりしているんですよね。いつも亜衣里と明日香は助けてもらうことが多いです。でもたまに相談してきて、可愛い面もありつつ。

■梓さんは1番年下の割に、しっかりしている?

亜衣里:しっかりしてますね。1番しっかりしてないのは亜衣里だもんね。

梓:あいりんご(亜衣里)は、悩んでいる時にすごく相談事を聞いてくれるし、お姉さんぽい所もあるんですけど、意外と寂しがり屋で1人ではいられない感じの子で。そういう所は逆に羨ましくて、可愛らしい所で。…もっと頼って欲しい(笑)。

亜衣里:なんか、付き合ってるみたいだよね(笑)。

梓:明日香姉ちゃんは、なんか妹みたいな(笑)。何かしてあげないといけない感じで、そこがまた可愛いんです。最初は大人しそうに見えたんですけど、お互いに自分を出したら楽しく付き合える方です(笑)。勿体ないので、もっと自分を出して欲しい!

明日香:亜衣里はすごく頼れるし、お姉さん的で、想ってくれているのが伝わってくるんですよ。でもやっぱり、寂しがり屋かも。亜衣里の笑った顔がすごく好きで、笑ったら止まらなくなる仕草も可愛くて、亜衣里を笑わせるのが好きです。あずはしっかりしていて何でも頼れるし、一緒にバカなこともやっている感じ。

■リーダーはいるんですか?

梓:リーダーはいないですけど、それぞれ得意なことがあるので。衣装の相談だったらあいりんごにしようとか。

■高校生在学中にデビューされてから2年半ほど経ちますが、この2年半はどんな感じでしたか?

亜衣里:あっという間でした。去年は初めて奄美で凱旋ライブをしたり、TVに出させてもらったり、イベントもいっぱいあって充実した1年でした。色んな部分で成長して、それぞれの個性がちょっとずつ出てきたかなと思いますね。

梓:去年は良い経験がいっぱい出来たので、今年はそれを生かして、色んな所にライブをしに行ったり、詞もいっぱい書けたらいいなと思います。

■アルバムを2枚出されていますが、2枚目は1枚目に比べて、成長したと実感できる部分はありますか?

亜衣里:それぞれに成長した部分はあるんですけど、3人それぞれが詞を書いて、それを混ぜているんですよ。それがすごくすんなりと出来るようになったし。1枚目のアルバムのレコーディングがすごく大変だったんですよ。詞を書くのに時間が掛かって、夜中の3時まで残って書いたりしていました。

梓:コーラスでも自分達のアイデアを入れたり、自分達らしさが出て来たと思う。

亜衣里:バラードでしっとりした曲でも、途中で遊び心が入ってるというか。

明日香:奄美の方言で会話をしたり。島歌のおはやしを入れたり。

亜衣里:救急車の音を自分でやったり。「ピーポーピーポー…」って段々遠くから近付いてくる様にして(笑)。