1月26日に行われたUEFA(欧州サッカー連盟)の会長選挙にて、52協会の投票で過半数に達する27票を集め、4票差でレナート・ヨハンソン現会長を破って新会長就任が決まったミシェル・プラティニ氏。早速、2012年に開催されるユーロ(欧州選手権)について、イタリアを開催国として支持しており、イタリアの招致がほぼ確実視され始めている。

 プラティニ氏は、「イタリアはユーロ開催によってスタジアムの老朽化問題を解消できる。私はイタリアが招致に失敗することを望んでいない。仮にイタリアが降りた場合、現段階でそれに変わる招致国はいないだろう」とコメント。

 また、ロシアを中心とする東欧諸国の招致については、「東欧での開催は2016年になるだろう」と、すでにロシアと合意に達しているとも受け取れる発言も。早くもヨーロッパサッカー界のリーダーとして、精力的な活動を開始している模様だ。