ポーランド戦も出場していたB・シウバ photo/Getty Images

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ポルトガル代表から主力選手4名が11月のネーションズリーグを1試合残す中で、チームから離れることが決まったという。『METRO』が報じている。

第5節でポーランド代表と対戦し、5-0の大勝を飾ったポルトガル代表はまだクロアチア代表との最終節を残すが、すでに8強進出を決めており、ロベルト・マルティネス代表監督は主力ではなく他の選手たちをクロアチア戦で起用したいという。

そのためポーランド戦後、同監督は「我々はベルナルド・シウバ、ペドロ・ネト、クリスティアーノ・ロナウド、出場停止のブルーノ・フェルナンデスを手放すつもりだ」と語り、4名の離脱を明言。代わりにファビオ・シウバとジオバニー・クエンダを招集するつもりだという。

上述した4名は怪我による離脱ではないため、所属クラブにとっては朗報だ。代表の試合での怪我の心配がなくなっただけではなく、過密日程を送る同選手らに少しでも休養を与えることができるからだ。

それぞれ、代表ウィーク後の試合は重要となっており、マンチェスター・ユナイテッドのブルーノはルベン・アモリム新監督の初陣でイプスウィッチと、チェルシーのネトはレスターとの一戦、そして現在公式戦4連敗中のマンチェスター・シティのシウバはトッテナムとの試合が待っている。サウジアラビアに戻るアル・ナスルのロナウドも5位アル・カーディシーヤとの上位対決を控えている。

チェルシーとユナイテッドに関してはディオゴ・ダロト、レナト・ベイガ、ジョアン・フェリックスらはポルトガル代表に残る形となるが、一足先にそれぞれのチームの中心選手が帰ってくることはクラブにとっては嬉しいニュースだろう。