日本代表・菅原「悔しい気持ちが原動力に」 途中出場でPOM選出の大活躍「みんなに感謝したい」
◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本4−0インドネシア(2024年11月15日 インドネシア・ジャカルタ)
サッカー日本代表(FIFAランク15位)は15日、26年W杯北中米大会アジア最終予選でインドネシア(同130位)を4−0で下した。アウェーで大きな勝ち点3を奪い、勝ち点13に伸ばして首位独走。途中出場のDF菅原由勢(24=サウサンプトン)が後半24分に追加点を決めるなど活躍し、この試合のPOM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いた。
菅原は試合後、森保監督からの指示について「得点を重ねていたもののインドネシアがいい戦いを続けていたので、その流れを断ち切ってほしいと。相手も点が欲しいので前がかりになるところを抑えて、その裏のスペースをついていくという指示を受けました」と言及。「素晴らしい指示のおかげで点が取れた」と森保監督に感謝した。
続けて「最終予選始まってから自分自身悔しい思いをしてきました。今日だって自分がスタメンに名前がなかった時は悔しかったし、そういう気持ちは僕の原動力になっていると思います。自分に対しての苛立ちや、他の人に矢印を向けそうになった時もありましたけど、ピッチに立って自分を証明するのが日頃の結果に繋がってくると考え直しました」と複雑な心境を赤裸々に吐露。
この一戦に向け「途中から入ったら結果を残してやろうという気持ちで入った」と明かし、得点を決めるなどPOMに輝く活躍に「サポートしてくれた人たち監督も含め選手もそうですけど、常に励ましてくれた全員に感謝したい」とコメント。
中国戦に向けては「勝ち点3それだけが必要になってくると思う。今日の勝利は忘れて次に集中したい」と気持ちを切り替えていた。