インスタのフォロワー数“400万人超え”の大人気選手も 帰化組がインドネシア代表にもたらす大フィーバー
日本代表が15日に2026ワールドカップ・アジア最終予選で戦うインドネシア代表では、『帰化選手』が急増している。ここ約15年ほどで帰化した選手の数は17人に達するというから驚きだ。先月1-2で敗れた中国戦でも、出場選手のうち9人はオランダにルーツを持つ選手で構成されていた。
最近の帰化選手では、この11月に正式にインドネシア国籍を取得したコペンハーゲン所属DFケビン・ディクスだ。ディクスも出身はオランダで、フィテッセのアカデミーを経てフェイエノールト、デンマークのオーフスなどでプレイし、2021年からは現在のコペンハーゲンに所属している。U-21オランダ代表でのプレイ経験もある187cmのサイズを持つセンターバックだ。
例えば2022年にインドネシア代表を選択したFWラファエル・ストライクは、インドネシア代表を選択してからInstagramのフォロワー数が激増。今では432万人のフォロワー数を誇る。
その人気ぶりについて、インドネシアのサッカーポッドキャスト『Box2box』のアウン・ラーマン氏は韓国のK-Popアイドルの人気と重ねている。何でも人気選手のグッズはかなり売れるようで、代表戦のたびにファンが商品を買い求める姿が見られるという。
15日の日本戦も凄い熱気となるだろう。開催地のゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムは7万8000人を収容する大型スタジアムで、サムライブルーとの一戦はインドネシアにとって超ビッグコンテンツと言える。