アルナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが国を代表して戦うことの名誉について強調した。スペイン『アス』が伝えている。

 C・ロナウドは23年6月に行われたアイスランド戦で、男子選手として初となる代表通算200試合出場を達成した。その数字を現在も伸ばしており、現時点で216試合133得点となっている。

 先日、ポルトガルサッカー連盟から国際試合200試合出場を称える「キナ・デ・プラティーノ」賞を授与されたC・ロナウド。代表チームでの歩みや今後の目標、そして母国の可能性などについて語っている。

「この賞を下さった連盟に感謝している。代表チームとともに歩んできた長い道のりを認めてもらえて嬉しいよ。非常に誇りを感じているし、やりがいを感じている。18歳でデビューし、夢見て代表チームに加わったのが始まりで、その後、25、50キャップと重ねてきた。ある時、なぜ100を目指さないのか? と思い始めたんだ。3ケタの数字は特別だったからね。そこから、150、200と達成できたのは誇らしい」

 喜びを語ったC・ロナウドは、同時に国を代表することの名誉について強調した。

「多くのクラブでプレーし、トロフィーやUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、バロンドールなどを獲得してきたけど、国を代表することに勝るものはないよ。国全体、自分の文化、子供たち、母親、父親、親しい友人を代表することは特別なことなんだ。だから、代表でプレーすることを望まない選手を見るとがっかりするよ」

 さらにポルトガルの可能性についても語っている。

「時々、ポルトガルは小さな国だと言われるけど、実は大きな国なんだ。そう考えなければならない。我々には素晴らしいインフラや信じられないほどのスタジアム、優れた指導者がいる。才能ある選手が揃っており、あと少しの磨きが加われば、さらに素晴らしい国になると信じている。ポルトガルはサッカーだけでなく他のスポーツでも偉大になるだろう」

 C・ロナウドは11月にUEFAネーションズリーグを戦うポルトガル代表に招集されている。チームは15日にホームでポーランド、18日にアウェーでクロアチアと対戦する。