【プレミア12】アメリカが2敗目 オープニングラウンド突破に暗雲 カブス傘下のショウが3試合で打率.727と躍動
◇第3回WBSCプレミア12 グループAオープニングラウンド ベネズエラ5-3アメリカ
グループAのアメリカ代表は、オープニングラウンド第3戦のベネズエラ戦に敗れ、通算1勝2敗となりました。
初戦でプエルトリコに0-1で惜敗するも、第2戦はオランダに12-2で快勝。全チームが2戦を終えて、全6チームが1勝1敗で並んで迎えた第3戦を迎えました。
アメリカは1点を追う4回にカブスの有望株、マット・ショウ選手のホームランで同点。再び勝ち越されますが、6回にショウ選手の犠牲フライで追いつきます。しかし、守備ミスが出るなど、ベネズエラに屈しました。
オープニングラウンドは、12チームを2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各グループの上位2チームがスーパーラウンドに進出。オープニングラウンド突破へ、厳しい状況に追い詰められています。
ここまで苦戦を強いられているアメリカですが、打線ではカブス傘下でプレーをするショウ選手が躍動。今季マイナーで21本塁打、OPS.867を記録し、チームのプロスペクト(若手有望株)で1位に選出されたショウ選手は、プエルトリコとの初戦で3打数3安打、1盗塁をマーク。第2戦のオランダ戦でもの3ランを含む5打数4安打7打点を記録します。
勢いそのまま第3戦ベネズエラ相手にも4回の同点ソロホームランと6回の犠牲フライで2打点を記録。ここまで3試合で11打数8安打の打率.727、2本塁打、9打点と絶好調。崖っぷちのチームを救えるのでしょうか。
アメリカは13日にパナマ戦、15日にメキシコ戦です。
▽アメリカ日程と結果〈オープニングラウンド〉
11月10日 アメリカ0−1プエルトリコ
11月11日 アメリカ12−2オランダ
11月12日 アメリカ3−5ベネズエラ
11月13日 アメリカ−パナマ
11月15日 アメリカ−メキシコ