4回、好守の野手に声をかけるケイ(撮影・飯室逸平)

写真拡大

 「SMBC日本シリーズ2024、ソフトバンク−DeNA」(30日、みずほペイペイドーム)

 DeNAのアンソニー・ケイ投手が五回まで2安打無失点。三回まで完全投球を披露するなど、強打のソフトバンク打線を封じ込めた。

 初回は3者連続空振り三振と完璧なスタート。スライダーとツーシームを軸に、ソフトバンク打線の出ばなをくじいた。二回、先頭・山川は3球三振とし、4者連続三振。三回も1死から甲斐を空振り三振に斬るなど三者凡退。3回パーフェクト投球、6奪三振を挙げ、リズムに乗った。

 登板前日には「ストライク先行ということが大事になってくる。4番を打っている選手がカギになる。彼に1本打たれてしまうと大量失点になる可能性がある」と話していた。

 四回先頭の柳田に安打を許したが、無失点。五回は今宮の二塁打で初めて得点圏に走者を背負ったが、1点のリードを守った。