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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)が、25日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜後6・50)に出演。自身の「黒歴史」について語る場面があった。

 日本時間6日に行われた大リーグの大谷翔平と山本由伸が所属するドジャースと、ダルビッシュと松井裕樹が所属するパドレスが激突する地区シリーズ第1戦のABEMA中継のゲスト解説が「大好評」だったとご機嫌の一茂。ともに解説を務めたのは元楽天監督でドジャースでも活躍した石井一久氏と、巨人、日本ハムを経て海を渡りレッドソックスで活躍した岡島秀樹氏だったと説明し「メジャー、メジャー、マイナーって感じでね」など自虐を交え楽しそうに振り返った。

 すると、同じレギュラーの高嶋ちさ子から「プロ野球、プロ野球、草野球じゃないの」と強烈なツッコミが。ズッコケた一茂は「プロ野球、プロ野球、プロ野球なんですよ!ただ、メジャー、メジャーって言われると、僕はマイナーなんですね」と高嶋に説明した。

 過去を知らない高嶋と、同じくレギュラーの石原良純がけげんそうな顔を見せると、一茂は「俺さあ、マイナーリーグだったからさ、25歳の時(留学時は26歳)」と2人に語り掛け「ドジャースで活躍した日本人って結構いるんですよ。野茂(英雄)さんとかマエケン(前田健太)もそうだし、石井ピン(石井一久)もそうだし、今だったら山本(由伸)くんもそうだし、ダルビッシュも…。で、俺はマイナーだったから。俺は1A(カテゴリー)だったの。だから俺はドジャースのユニホームを着てるのよ」と大谷も含めてそうそうたる選手を列挙。その名門ドジャース傘下時代を懐かしそうに“自慢”した。

 一茂はプロ野球ヤクルト所属時代の1992年に、オープン戦途中で球団に米ドジャース傘下1Aベロビーチ・ドジャースへの野球留学を直訴。開幕直前の4月1日から9月まで“ドジャース”で過ごした。

 一茂の若かりし頃の話を聞いて驚いた表情を見せた高嶋は、当時の映像を見た後に「誰も知らないでしょ…」とポツリ。それを聞いた一茂はニコニコ笑顔で「そう、俺の黒歴史!」とまさかのドヤ顔でうなずいた。

 「ドジャースタジアムではできなかったのよ」などとマイナー選手の過酷な食事環境や移動などを「メジャーの環境を体験させるため」と説明した一茂に、高嶋は「あ〜っ!キッザニアみたいな感じか…」と真顔でおとぼけ回答。これには、さすがの一茂も「まあまあまあ…キッザニア…そうね…キッザニアよりはお金がもらえるけど…」と苦笑い。そのやりとりでスタジオには大爆笑が巻き起こった。