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 タレントのミッツ・マングローブ(49)が、24日放送のMBSラジオ「ミッツ・マングローブのOSAKA・ん!メガミックス」(木曜後3・00)に出演。20日、9月3日に死去していたことが公表された、双子のコンビ「おすぎとピーコ」の兄でファッション評論家のピーコ(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)さんとの思い出を語った。

 ピーコさんは9月3日、敗血症による多臓器不全のため神奈川県の病院で死去した。79歳。横浜市出身。葬儀は近親者で行った。元マネジャーによると、昨年6月に認知症と診断され、高齢者施設に入所。今年8月中旬に敗血症のため入院すると、寝たきりとなり、そのまま誰にもみとられることなく息を引き取ったという。

 公私ともに深い交流があったミッツ。幼少期から目にしていたピーコさんと初共演を果たしたのは、2010年に放送された「SMAP×SMAP」の回だった。「凄い緊張したんだけど、“おはようございます”って言った瞬間に“やっと会えた!”って言われて」と感激した当時の心境を回顧。

 「おすぎとピーコ」を目の前にして「ああやっぱ、この人と仕事するの凄い好きだったんだなってことを再確認して」と語った。

 「特番を3人でやらせてもらったこともあって。『おすぎとピーコとミッツのふんづけてやるっ!』っていう番組。あとは、ピーコさんに関してはMBSの『ちちんぷいぷい』でナジャさんと3人でイケメン探しのロケをして。ピーコさんが『ナジャ・グランディーバ』が言えなくてね。“今日もナジャ・ディーバって言ってきたわよ!”って“ナジャ・グランディーバだっつってんの”ってやってましたけどね」とピーコさんとのやりとりを笑いながら明かした。

 そして「ラジオも面白くてね。九州で2人でやってた『おすぎとピーコのシスター・シスター』(KBCラジオ)っていう番組があって。“乙女チックに、いいえ、オカマチックにお届けします!”って。めちゃくちゃ面白い番組でね」と熱弁。

 「もういろんなとこから影響を受けたっていうか、とにかく私はあの2人の大ファンでしたね」と感慨深げに振り返っていた。