田代まさし(2019年撮影)

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 タレントの田代まさしが24日、ジャーナリスト、丸山ゴンザレス氏のYouTubeチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」に出演。薬物事件などで複数回の逮捕後も、優しい言葉をかけてくれた大物芸能人を実名告白した。

 「離れていった人もいる」と明かす中で、手を差し伸べてくれた人として最初に名前を挙げたのが、ビートたけし。「1回目の事件のときに、志村(けん)さんからはいただかなかったんですけど、たけしさんからメールが来たんです。僕のアドレスを知らないはず。誰に聞いたか分からないんですけど。『あなたを助ける準備ができています。困ったときはいつでも連絡をください 北野武』と。かっこいいなこの人と思ったけど、やっぱり頼めないし。甘えるわけにはいかない」と頼らなかったことを明かした。

 もう一人の名前は和田アキ子。「アッコさんは、『金に困っていたらいつでも言え。ずっとは無理だけど、ちょっとの間なら面倒見てやるから』って。『盗撮したいんだったら、俺を撮れ』って。それは無理ですって言ったんですけど」と冗談まじりで助け船を出してくれたことを明かし、感謝した。

 薬物中毒者として「ここでOKというゴールはない。毎日、毎日、辞め続ける努力をする」と語った田代。記者会見などで「もう2度とやりませんよね?」と聞かれると「『すいません、お約束できません』と本当は言いたいんです。『ただ、毎日、辞め続ける努力は怠りませんというのは約束できます』と言いたいけど、そんなこと言ったら叩かれるので、『2度とやらない』と言わざるを得ない」と苦しい胸の内を吐露した。