メルカリに出品したと思っても、商品ページに掲載されていない……といったことがあるようです。これは「圏外飛ばし」と呼ばれています。なぜこのようなことが起きてしまうのでしょう。また解除する方法はあるのでしょうか。

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メルカリに出品したと思っても、商品ページに掲載されていない……といったこともあるようです。これは「圏外飛ばし」と呼ばれています。なぜこのようなことが起きてしまうのでしょう。また解除する方法はあるのでしょうか。「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。

 (今回の質問)
メルカリの「圏外飛ばし」って何ですか? 解除する方法はありますか?

(回答)
「圏外飛ばし」は商品を出品しても商品ページに掲載されないことです。出品者が自分で解除する方法はないようですが、時間が経過すると表示されるようになる場合もあります。

以下で詳しく解説します。

【図解】実はメルカリで出品してはいけないもの5選

「圏外飛ばし」とは? なぜ起きる?

メルカリの「圏外飛ばし」は、出品した商品がタイムラインに掲載されない状態のことです。メルカリに出品すると新着順に掲載されますが、出品しても掲載されないということ。そうなると誰の目にもとまらず、購入される機会を失うことになります。

出品した後でタイムラインを見たとき、出品物が掲載されていなかったら圏外飛ばしの可能性があります。あるいは、商品ページの閲覧数がいつまでも0の場合も、圏外飛ばしになっているかもしれません。

圏外飛ばしがなぜ起きるのか、メルカリ公式からはっきりと理由の公表はされていません。しかし、短期間に大量に出品をする、同じ画像や説明文を使っている、同じ商品を繰り返し削除・再出品しているなどが原因と考えられています。

大量に出品すると、そもそもそれほどの在庫があるのか? と思われてしまうことが理由なのでしょう。同じ画像や説明文を使う場合も同様です。さらに削除や再出品を繰り返すのは、商品をタイムラインの上の方に表示されるためで、他のユーザーにも迷惑がかかると判断されているのかもしれません。メルカリが不適切と判断したからこその圏外飛ばしと考えると、その前にどんなことをしていたのかを改めて考える必要が出てきそうです。

圏外飛ばしは自分で解除できない

圏外飛ばしになると、商品を購入されにくくなります。どうにか解除したいですが、出品者がシステム的に対処できるかというと、残念ながら方法はないようです。

ただ、時間が経過するとタイムラインに掲載されることがあるようですから、慌てずに様子を見るのも手。さらに商品説明や画像を変更して、他の出品物との違いを明確にするのも効果がありそうです。

圏外飛ばしにあわないために

圏外飛ばしにならないためには、説明文や商品画像を同じものにしない、一気に大量出品をしないなど、出品者が注意できることもあります。せっかく出品するのですから、きちんと表示がされて購入につながるようにしていきましょう。

この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。
(文:川崎 さちえ)