レアル・マドリーフランス代表FWキリアン・ムバッペに対するレイプ疑惑について、代理人が「全くのデマ」と否定した。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 スウェーデンの公共放送『SVT』と日刊紙『エクスプレッセン』および『アフトンブラーデット』は先日、匿名の情報源を引用し、ムバッペがスウェーデンのストックホルム中心部のホテルで起きたレイプ事件の容疑者であると報じた。

 しかし、広報会社パトリシア・ゴールドマンのムバッペの代理人は「新たな誹謗中傷の噂がウェブ上で燃え始めている」とし、「このような告発は全くの虚偽であり、無責任であり、その伝播は容認できない」と疑惑を否定。「キリアン・ムバッペは、根拠のない誹謗中傷によって、誠実さ、評判、名誉が汚されることを、どんなことがあっても容認しない」と続けた。

 また、ムバッペの弁護士も「ムバッペは決して一人ではないし、危険な状況にさらされることもない。彼の側に非難されるべき行動があった可能性は完全に排除される。絶対確実だ。彼は平静を装っているが、メディアの騒動にはあきれている。何を非難されるのか理解できないのだ」とコメント。「彼は何も悪いことはしていない」と明言した上で、もしムバッペが直接捜査の対象になれば、スウェーデンの司法制度に協力すると表明した。