日本対オーストラリアは1−1のドロー。試合後に森保監督が敵将の手腕に言及した。(C)SOCCER DIGEST

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 10月15日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第4節で、森保一監督が率いる日本代表は、トニー・ポポヴィッチ監督が指揮するオーストラリア代表と対戦。58分に谷口彰悟のオウンゴールで先制点を献上するも、76分に相手のオウンゴールで同点に追いつき、1−1で引き分けた。

 森保監督とポポヴィッチ監督は、現役時代にサンフレッチェ広島で共闘した元チームメイト。盟友対決としても注目された一戦だったなか、試合後の会見で森保監督がポポヴィッチ監督の手腕を称える場面があった。
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 実際に戦ってみての印象を記者から訊かれた森保監督は「選手の起用法で、サブの選手を使ってきたのは想定外だった」とし、さらにこう続けた。

「素晴らしいなと思ったのは、(9月の監督就任から)準備をする期間が短いなかで、彼が個々の選手の力を最大限に引き出していたこと。今回であれば守備を強固にして戦うという現実的な戦い方を、選手たちに徹底していた。彼の指導力に素晴らしさを感じた」

 また、オーストラリアの戦術について、試合前は分からなかったとしたうえで、「彼のマネジメントが今日のオーストラリアの戦い方に反映されていたと感じた。友人としても、ひとりの監督としても、彼の素晴らしさを改めてリスペクトしている」とコメントした。

 常に選手や関係者へのリスペクトを忘れない森保監督の人間性が垣間見えた瞬間だった。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)