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イーロン・マスクがCEOを務める米テスラは現地時間2024年10月10日、大型イベント「We, Robot」を開催した。自働運転タクシーやロボットなど、未来を先取るようなテクノロジーがお披露目されたが、2004年の映画『アイ,ロボット』に登場するテクノロジーにデザインが酷似しているのではないかと、監督のアレックス・プロヤスがにて反応している。

「We, Robot」にてテスラは20人乗りが可能なEVバン『ロボバン』、自動運転タクシー『サイバーキャブ』を初公開。イベントでは人型ロボット『オプティマス』が来場者にドリンクを、をするなどパフォーマンスを行い、ソーシャルメディア上でも大きく話題となっていた。

これに対し、『アイ,ロボット』を監督したプロヤスは自身のXにて、劇中に登場するロボットや車両と、テスラがこの度発表したプロダクトの画像を並べて、「ねえ、イーロン。私のデザインを返してくれませんかね?」と投稿している。

『アイ,ロボット』は、アイザック・アシモフのSF小説短編集「われはロボット」とオリジナル脚本を融合したSFアクション映画。ロボットが人間のサポート役として日常に欠かせない存在となり、「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」を目的とする”ロボット三原則”が成立している2035年のシカゴが舞台の物語だ。ウィル・スミス演じるロボット嫌いの刑事スプーナーは、ロボット開発の第一人者である科学者が謎の死を遂げたことで、真相に迫ろうとするうちに陰謀に巻き込まれてしまう。

テスラがイベント名を「We, Robot」と銘打っているのは、紛れもなく「われはロボット」をもじっていると思われる。事実、テスラの熱狂的なファンが最新情報をシェアするではプロヤスより前に「I Robot 対 We Robot」と、フランスのも「I, Robot: 2035 We, Robot: 2024」などと、その類似性を指摘している。

ご存じのように、現在XのCTOでもあるイーロン。すでにプロヤスの指摘は耳に入っているようだが、プロヤスの投稿に対するリプライなどは返していない。とあるユーザーによる「『アイ,ロボット』の監督は、アイザック・アシモフの名著「われはロボットI, Robot」の内容をまったく踏襲していない。彼はただ、予想がつくハリウッド映画の名前をつけただけだ」との投稿に百点満点の絵文字を返すのみのを取っている。

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