藤田晋氏

写真拡大

 J1町田は15日、SNS上でクラブに所属する選手、監督、スタッフらへ悪質な誹謗(ひぼう)中傷が相次いでいるとして、刑事告訴を行ったと発表した。藤田晋クラブ代表取締役社長兼CEO(51)は「もう限界です。既に多大な実害、実損が出ており、これ以上はもう看過しないことを決意しました。断固たる姿勢で対処する」と厳しく対処していく姿勢を示した。

 町田への誹謗中傷は、昨年からクラブの好成績と比例するように増加。クラブ側はこれまで静観してきたが、J1初参戦となった今季、PK時にFW藤尾がボールへ水をかけた行為を巡る騒動や、9月の広島戦でロングスローの際に使用するタオルが意図的にぬらされた問題などと相まってエスカレートしていた。藤田社長は「完全に度が過ぎている。これはイジメの構図」と訴えた。