【W杯2026アジア最終予選】サウジアラビア代表 0−2 日本代表(日本時間10月11日/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ)

【映像】超高速鬼プレスで相手DFと衝突の瞬間

 日本が誇るスピードモンスターが鬼プレスを見せた。日本代表FW前田大然の脅威的なスプリントに解説者たちは思わず言葉を失うと、ファンたちも「これはスピード違反」「止まれないくらい速いw」「1人1.5倍速」と大盛り上がりとなった。

 日本代表は11日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3節でサウジアラビア代表と敵地で対戦した。ベンチスタートとなった前田は、63分に鎌田大地と交代でピッチへ。三笘薫と入れ替わりで左のウイングバックに入った。

 すると64分に早速見せ場を作る。サウジアラビアのバックラインが右のDFアブドゥルハミドにパスを通した瞬間から前田はギアを入れた。およそ10mの距離があったにも関わらず、相手よりも先にボールに触れる恐ろしい速さでプレーを切った。

 あまりにも速い前田のスプリントに解説者たちも「いや〜速い」と口をそろえる。さらに林陵平氏は「あれを触れるのがおかしいんですよ」と、驚きを持って伝えている。

 なおこのプレーで前田は、勢い余って相手に激突。顔を押さえて倒れ込むと林氏は「大然が痛がるときは本当に痛い時です」とコメント。かつて水戸ホーリーホックでともにプレーした仲だからこそわかる解説となった。

 このプレーはSNSでも大きな反響に。「大然それはスピード違反w」「止まれないくらい速いw」「1人1.5倍速」「前田速すぎて事故った」「後半から大然とか相手は嫌だろw」など前田のスピードに驚く声が多く見られた。

 前田のスピードを生かした守備の甲斐もあって、日本代表はこれまで1度も勝てていなかったアウェイのサウジアラビア代表戦に勝利。これでW杯最終予選3連勝とし、次節は15日に埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表を迎える。
(ABEMA de DAZN/サッカー日本代表)