“欧州10番”日本人を「代表で見たい」 8戦5発…森保ジャパン招集外も「また決めとる」
ジル・ヴィセンテ藤本寛也が躍動、直近リーグ戦で得点し8戦5発
ポルトガル1部ジル・ヴィセンテのMF藤本寛也が、現地時間10月5日に行われたリーグ第8節エストレラ戦で今季5ゴール目をマーク。
背番号10を背負う25歳はこれで今季8戦5発と好調ぶりを顕示しており、森保ジャパン招集外となったタレントの実力に注目が集まっている。
藤本は東京ヴェルディの下部組織育ち。トップチーム昇格後の2020年8月にジル・ヴィセンテへ期限付き移籍し、1年目はリーグ戦27試合1ゴール、2年目は32試合3ゴールを記録。完全移籍へ移行した3年目は無得点(34試合出場)も、昨季は33試合3ゴール7アシストと活躍していた。
今季はリーグ第2節AVSフトゥボルSAD戦でハットトリックを達成すると、勢いが加速。第5節ファマリカン戦から3試合で1ゴール2アシストを決めていたなかで、エストレラ戦では1-0の前半33分、ペナルティーエリア内からのスルーパスがカットされたこぼれ球を拾い、左足一閃シュートを突き刺した。
チームの3-0勝利に貢献した藤本は、これで直近リーグ戦8試合で5ゴール2アシストと絶好調。まさに旬のタレントだが、日本代表メンバーには未招集となっている1人だ。この活躍を受けてSNS上では「寛也がまた決めとる」と驚きの声が上がったほか、「代表で見たい」「いよいよステップアップあるかな」との声も。
10月の北中米ワールドカップ最終予選2試合に臨む日本代表メンバーには、チャンピオンシップ(英2部)でゴールを量産中の大橋祐紀(ブラックバーン)が初招集。ポルトガルでの活躍が続くようだと藤本にも今後、そのチャンスが巡ってくるかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)