BE:FIRST MANATOの愛され力 のびのびマイペースな『ミリビリ』企画で光るキャラクター
BE:FIRSTメンバーの近況やプライベートトークが楽しめる『Amazon Music MILLION BILLION』(J-WAVE)のポッドキャスト。番組本編とはひと味違った、ゆるいトークが魅力的で、BE:FIRSTが気になっている方は必聴のプログラムだ。
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様々なテーマでトークが展開されていくのだが、その中でも度々話題になっているのが「MANATOのRoad to なぞなぞ王」だろう。同コーナーは、なぞなぞやクイズが好きなMANATOが“真のなぞなぞ王”になっていく道程を楽しむという内容だ。MANATO曰く、「クイズ番組、大会に出演して優勝しまくり、なぞなぞ業界を変えるまでを想定しています」、「朝ドラ、昼ドラ、夜のゴールデンタイムまで全部なぞなぞに染めるまでがゴールになっています」とのこと。途方もない目標ではあるが、楽しそうに声を弾ませているMANATOを見ていると、応援したくなってくるはずだ。
そんな同コーナーは、9月28日配信回で第4回目を迎えた。タイトルコールをしてオープニング曲が流れると「ヘイ! ヘイ! ヘイ!」とテンションが高くなるMANATOが微笑ましすぎる。コーナーではメンバーとなぞなぞ対決をしていくのだが、これまでRYOKIに1勝、SOTA、SHUNTOに1敗という“なぞなぞ王”を名乗るには絶妙な成績。今回はRYUHEIと対決していくことになっていた。
MANATOが楽しそうに趣旨説明をする様子を聞いていたRYUHEIは、「アホなん? リスペクトできる部分が全部なくなるくらい」、「これほど嫌だと思ったことはない」など捲し立てる。さらに、いざなぞなぞが出されるとMANATOはなかなか解答できず、「おい、コイツどこがなぞなぞ王やねん!」と言われてしまったり、「イキんな!」と突っ込まれたり。最年少のRYUHEIにイジられるとは、さすが愛され力が高すぎる。
結局、3問出題でRYUHEIが2問先取となり、MANATOが最終問題を正解しても勝てないという状態に。しかし、強引に自身の勝ちにするという力技に出たMANATO。それにはRYUHEIも「コイツ大人気ねえ~!」、「ウザすぎる! すべてにおいてウザい」、「終われよ、早く!」、「ほんとおもんないわ、自己中コーナー!」と愚痴が止まらない様子だ。
それはSHUNTO、SOTA、RYOKIに対してもほぼ同じ。SHUNTOは冷静にツッコみ、SOTAはノリよくツッコみ、RYOKIは声を弾ませながらツッコんでいき、「ウザ!」、「ダル!」など時にはストレートな物言いをしつつも、全員非常に楽しそうだった。まさにメンバーたちのじゃれ合いを等身大で見ているかのようだ。
BE:FIRST公式YouTubeチャンネルにアップされている「MANATOのおつまみ選手権」でもそうだったが、MANATOは自分が好きなことにメンバーを付き合わせがちだ。本人は終始テンション高めで笑顔を見せており、それを「ウゼえ!」とメンバーたちが楽しげに見守る図がもはや定番になりつつある。
ステージでクールな歌声を響かせている姿からは想像できないほど、バラエティ溢れる企画の際にはフリーダムなMANATO。こうした場面でも、パフォーマンスでも、のびのびやれているからこそMANATOの良さが出ているのかもしれない。そして、枠にとらわれないMANATOだからこそ、メンバーから愛されているのだろう。
(文=高橋梓)