*ISM非製造業景気指数(9月)23:00
結果 54.9
予想 51.5 前回 51.5
景況指数 59.9(53.3)
新規受注 59.4(53.0)
雇用   48.1(50.2)
入荷水準 52.1(49.6)
仕入価格 59.4(57.3)
輸出   56.7(50.9)
輸入   52.7(50.3)
()は前回

 日本時間23時に9月のISM非製造業景気指数が発表され、54.9と予想を上回った。これを受けて市場では株高・ドル高の反応が見られ、ドル円は一時147円台に再び上昇。ダウ平均も下げ渋る動きを見せている。

 サービス業の景況感は基準の50を一時下回っていたものの、夏以降から水準を回復し安心感が広がっている。ただ、労働市場の減速が顕著になる中で、伸びは小幅に留まり、今回も底堅さは堅持しているものの伸びは鈍化が予想されていた。しかし、今回の結果はポジティブ・サプライズとなったようだ。新規受注が大幅に回復したことがサポートした模様。

 ただ、注目の雇用指数は48.1と再び50を下回っており、明日の米雇用統計に向けて不安感を残す内容ではある。

NY株式3日(NY時間10:16)(日本時間23:16)
ダウ平均   42030.81(-165.71 -0.39%)
ナスダック   17931.19(+6.07 +0.03%)
CME日経平均先物 38875(大証終比:+275 +0.72%)

USD/JPY 146.76 EUR/USD 1.1032 GBP/USD 1.3113

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美