北中米W杯のアジア最終予選に臨む日本代表のメンバーに選ばれた藤田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 10月3日、日本サッカー協会は北中米ワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア戦(同10日)、オーストラリア戦(同15日)に挑む日本代表のメンバー27人を発表した。

 遠藤航や久保建英ら常連組や初招集の大橋祐紀が名を連ねるなか、今夏のパリ五輪でU-23日本代表のキャプテンを務めた藤田譲瑠チマが、2022年のE-1選手権以来となる森保ジャパン入りを果たした。

 所属クラブのシント=トロイデンを通じて、藤田は「ようやくかという気持ちと、もっと今まで以上に頑張って、しっかりと結果を残してこれからも選ばれ続けたいという気持ちがあります」と率直な想いを語り、「チームとしては大事な2試合になると思いますし、自分としても日々の生活だったり練習だったり、小さなことにこだわってやっていきたいと思います」と気を引き締める。
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 また、パリ五輪の経験については、「その経験がどう活きるかはわからないですが、世界大会で経験したことだったり、強度だったりっていうのは通用する部分もあると思っています」とし、以下のように力強く意気込んだ。

「バランスをみるところだったり、攻撃のところで落ち着きを持たらすところが自分の強みなので、そういうところをうまく活かせていければと思います」

 日本の未来を担う22歳がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部