【イスタンブール時事】イランのアラグチ外相は2日、地元メディアに対し、イスラエルへ1日行った弾道ミサイル攻撃を巡り、米国に対して介入しないよう警告したことを明らかにした。

 攻撃後にスイス経由で伝達したとして、「われわれは緊張激化や戦争を求めていないが、戦争を恐れてはいない」とけん制した。

 アラグチ氏は、ミサイル攻撃は自衛権の行使だと正当化し、攻撃を継続する意図はないと主張。軍事・治安関係施設のみを標的にしたと強調した上で、「紛争の可能性はあるが準備はできている。今後数日で地域が一定の安定を取り戻すよう期待している」と語った。