政権発足から一夜が明け、石破総理大臣は各国首脳との外交をスタートさせました。トップバッターはアメリカのバイデン大統領で、連携を強化する姿勢を打ち出しました。

【映像】石破総理のコメント

 石破総理はバイデン大統領との電話会談について「非常に話が弾んだ」と、順調なスタートをアピールしました。

「岸田総理とバイデン大統領との間で日米同盟が格段に強化をされたということでありますが、その路線を引き継いでさらに強化を図ってまいりたい」(石破総理)

 会談を終えた石破総理は、日米韓やオーストラリア、インドなどを含む同志国のネットワークを強化すると述べました。ただ、改定に向け意欲を示す日米地位協定については「話題に上がらなかった」と述べるに留めています。

 会談では急きょ、イランのイスラエルへのミサイル発射もテーマとなり、両首脳は「全面戦争に拡大することを深刻に懸念しエスカレーションを強く非難する」としました。石破総理は2日の夜も各国首脳との電話会談を予定しています。

 一方、石破総理は、2日朝も「共感と納得」というフレーズを使いました。早期解散をめぐり批判もあがる中、国民に誠実に向き合う政治姿勢を示し理解を得たい考えです。(ANNニュース)