浴衣を着た生徒が接客を行い、家族連れらでにぎわった高校生レストラン(宮津市上司・海洋高)

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 京都府宮津市上司の海洋高でこのほど、「ミニ水族館&高校生レストラン」が開かれた。新鮮な魚で前日からスープを仕込んだ名物「ブイヤベースラーメン」や、特製スイーツなどが振る舞われ、生徒は浴衣姿で接客した。熱帯魚などを展示するミニ水族館も開かれ、家族連れらでにぎわった。

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 同レストランは食品経済コースの生徒が、調理と接客に分かれて運営する同高の人気行事。この日はトマトやタマネギなどの野菜とトビウオの骨からだしを取ったブイヤベースラーメンのほか、プリンのような形をしたスイーツのヨーグルトムースが用意された。生徒はカラフルな浴衣を着て涼しげな雰囲気で客をもてなした。

 学校玄関と栽培漁業実習棟ではマリンバイオ部が管理飼育する水槽が公開された。国の天然記念物アユモドキやイサキのほか、ピラニアなど100種類近い魚を育てており、部員が来場者に特徴を説明した。

 ラーメンを注文した宮津小5年の児童は「スープがさっぱりしておいしい」と笑顔で頰張っていた。

(まいどなニュース/京都新聞)