詐欺被害者と詐欺師がタッグ!?異色の韓国映画「市民捜査官ドッキ」12月13日に待望の日本公開決定!
2024年1月、韓国で公開され話題を呼んだ映画「市民ドッキ(시민덕희)」が、邦題「市民捜査官ドッキ」として、12月13日に待望の日本公開が決定。併せてポスタービジュアルが解禁となった。
詐欺被害者と詐欺師が手を組んだ!? かつてない“市民ヒーロー”がここに誕生!
2016年に起きた「振り込め詐欺事件」をモチーフにした作品。振り込め詐欺の被害者となった一般市民ドッキのもとに、詐欺組織メンバーから「警察へ通報してほしい」とSOSが出されることで物語が始まる。
詐欺被害に遭い、全財産を失うという絶望の中でも、自身の状況を積極的に乗り越えようとするドッキ役に、映画「高速道路家族」のベテラン女優ラ・ミラン。ドッキに振り込め詐欺を密告する、詐欺組織の一員ジェミン役を映画「エクストリーム・ジョブ」の末っ子刑事役をはじめ、俳優として大活躍をとげるアイドル出身のコンミョンら、豪華実力派キャストが集結した。
韓国で2006年に、初の事例が発生して以来、次第に高度化する手口で市民を脅かす「振り込め詐欺犯罪」を題材に、詐欺被害者と詐欺師が特別同盟を結ぶという、奇抜なスタートの幕開けが、先の読めない展開への好奇心を刺激する。韓国と中国・青島(チンタオ)を舞台に、個性豊かな市民たちによる警察顔負けのダイナミックな追跡劇は、多くの観客の共感を呼んだ。
解禁されたポスタービジュアルでは、振り込め詐欺に遭った主人公ドッキが、ただならぬ様子で疾走する姿と、その後ろに印象的に挿入された「詐欺師からのSOS」というワードが目を引く。ごく普通の一般市民と詐欺師が手を組むことで始まる、予測不能の展開を期待させ、好奇心を掻き立てるビジュアルとなっている。
また、ムビチケオンライン券の発売も9月27日より決定した。
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クリーニング店が火災になり、お金を必要としていたドッキに、銀行のソン代理から「融資商品を紹介したい」との電話がかかってくる。ソン代理から「融資に必要だから」と、あれこれ手数料を請求され、送金したドッキ。しかし、この一連の流れが「振り込め詐欺」であったことを後から知り、ショックを受ける。
全財産を失い、子どもたちと路頭に迷うドッキに、再びソン代理から電話が。今度はドッキに「詐欺組織の情報提供をする」と助けを求めてきた! 警察も諦めた事件だったが、ドッキはソン代理を救い、奪われたお金も取り戻したい一心で、それぞれ特技を持つ、心強い同僚たちとともに中国・青島(チンタオ)へと向かうのだった。
監督:パク・ヨンジュ
出演:ラ・ミラン、コンミョン、ヨム・ヘラン、パク・ビョンウン、チャン・ユンジュ、イ・ムセン、アン・ウンジン
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(よろず~ニュース編集部)