スカンジナビア航空とブラーテンズ・リージョナル・エアラインズは、長期ウェットリース契約に合意した。

契約期間は2025年1月1日から7年間。契約金額は約60億スウェーデン・クローナ。ブラーテンズ・リージョナル・エアラインズは、ストックホルム/アーランダを拠点にスカンジナビア航空のスウェーデン国内線や一部のコペンハーゲン発着路線の運航を担う。地域サービスを改善し、接続性を高める。

ブラーテンズ・リージョナル・エアラインズは現在、旅行会社や他の航空会社のリース契約が運航規模の半数を占めているほか、ストックホルム/ブロンマ発着の国内線定期便の運航も行っている。定期便の需要はコロナ前に比べて縮小した一方、リース需要が高まったことから、定期便の運航を12月をもって終了する。

ブラーテンズ・リージョナル・エアラインズのペル・G・ブラーテン取締役会長は、「スカンジナビア航空との提携は、スウェーデンの航空インフラに対する責任を負いながら、長期的に事業を強化し、厳しい国内航空市場にもかかわらず雇用を確保できることを意味します」とコメントした。