【一問一答】日本ハム・新庄監督 連敗も「ベンチはどんちゃん騒ぎ」チームの雰囲気に太鼓判「いい試合」
◇パ・リーグ 日本ハム5ー6楽天(2024年9月16日 楽天モバイル)
日本ハムは3−2とリードしていた7回に4点を失い、楽天に逆転を許した。3点を追う9回2死満塁、松本剛が7月30日のオリックス戦(エスコンF)以来となる適時打をセンター前に運んで1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。
楽天に連敗を喫したが、新庄剛志監督の表情は明るかった。「負けたけど、ベンチはもう、どんちゃん騒ぎですよ」と自ら口を開き、「(7回に)逆転されて。まだまだこれから!全然いけるいける!ってもう凄いっすよ。最終回も、あそこまで行って、耳が痛くなるぐらいすんげー声出して、いい試合でしたよ」とベンチの盛り上がりを満足げに振り返った。
新庄監督との主なやりとりは以下の通り。
――66球で5回2失点で金村を代えたのは。
「真っすぐが良くなくて、金村くんの球の質っていうのがちょっと。(本塁打を打たれた)小郷くんと辰己くんに合うかなって。で、宮西くん。しっかり抑えてくれて。柳川くんは球の質がね。抑えやったときと違うんで、もう1回、前の柳川くんのボールに戻してきてもらうから。ファームで。いい経験はしたと思う」
――9回には松本剛にも1本出た。
「よかった!欲を言えば、ファーストランナーは(代走の)五十幡くんだったので(笑い)。レフト線にフラフラフラフラって捕れるか捕れないかぐらいのとこに、ね。ハハハ。ぜいたくなね」
――12日の全体練習で直接指導した効果か。
「いやいやいやいや。それはもう、もともと実力のある選手なんで、感覚さえ戻れば一気に。ただ今日のヒットでいい感じに、こうやって打てばあそこに飛んでいくんだっていうのが気づいたと思う」
――楽天の守護神・則本に強い。(則本はソフトバンク、オリックス、西武には防御率0.00も、日本ハムには防御率8.25)
「則本くん、ファイターズのユニホーム見たくないんじゃない?なんなんだろうね。他の映像見てますけど、もう簡単に抑えてますよ。なんなんだろうね、ちょっと残って取材して。則本くんに」
――相手に完全に嫌がられてるっていうのはいいこと。
「いや、でも、(ソフトバンクの)フェルナンデスとかも嫌なんじゃない?後半の7、8、9回、うちは物凄く粘るんで。選手はなんかそういう雰囲気になってるから、分からんすよね」