若手選手の招集について発言した久保。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 日本代表は9月5日に埼玉スタジアム2002で中国と、10日にアウェーでバーレーンと北中米ワールドカップのアジア最終予選を戦う。

 今回の森保ジャパンでは、22歳の右SB望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)と19歳のCB高井幸大(川崎フロンターレ)が初選出された。

 なかなか自分より下の世代がA代表に入らず、若手の突き上げの必要性を発信していた久保建英は4日の取材で、チームの新陳代謝に言及。「タイミング的に僕が言ったから変わったみたいな」とジョークを飛ばして記者陣を笑わせた。

「僕を通して意見が通るんだったら、いろいろなことを言っていこうかなと思ったりもしましたね(笑)」
【PHOTO】ついにW杯アジア最終予選がスタート!中国、バーレーンとの闘いに挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
 そのうえで、「でも、僕が言ったとかに関係なく、いい選手だから入っていると思いますし、2日ぐらいしか一緒に(練習を)してないですけど、今回新規に入った2人とも、すごくいい特長を持っている選手だと思う」と評価。サポートの重要性を語った。

「その後はやっぱり彼らをどう生かすかというか、彼らが入ったときに、僕らが彼らの能力をいかに代表に還元していくのかも大事なのかな」

 短い時間ながら、ニューカマーコンビのポテンシャルの高さを感じたようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)