中国戦に向けてトレーニングに励む旗手。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 いよいよ始まる北中米ワールドカップのアジア最終予選。日本代表は過去2大会の同予選でいずれもホームで黒星を喫しているので、その話題が大きく報じられるケースが多い。

 この初戦黒星が、選手にとって余計なストレスになっていないか。単純な疑問を、9月4日の囲み取材に応じた旗手怜央にストレートにぶつけてみた。すると、本人はほとんど表情を崩さす次のように答えた。

「外野がそう言っているだけで選手たちはあまり感じてないと思います。僕自身も『ああ、そうなんだ』くらいで他の選手も同じような感じだと思います。気にはしてないと思います」

 ただ、「初戦が大事なのは間違いない」と旗手は言う。
 
「前回大会で負けたからではなく、初戦は大事なのでそこにフォーカスして戦いたいです」(旗手)

 初戦はなぜ難しいと言われるのか、それについても旗手は「どうなんですかね、でも、何かあるんじゃないですか」とコメントした。

「何が難しいかは分からないですけど、自分も大会を経験して初戦は何か難しいというのはあるので。気持ち的な部分なのか、身体なものなのかは分かりませんが、何か難しいものはあります。何か難しいと思うので、そこはピッチ内の選手も、ピッチ外の選手も声をかけていければと思います」

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集部)

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