中国戦の前日練習で汗を流す久保。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 日本代表は9月5日に埼玉スタジアム2002で開催される北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第1節で、中国と対戦する。

 4日の前日練習の後に、MFの久保建英が取材に応じた。

 所属するソシエダは主力の退団やコンディション不良などもあり、今季はここまで格下相手に1勝2敗1分けの絶不調。その状況でも、エース格の久保がスタメンを外される試合もあった(途中出場で決勝ゴール)。

「僕自身としては苦しい立ち上がりですけど、みんながみんなそうじゃないので、僕が苦しいのがチームに伝染しなければいいなと思いますね」
【PHOTO】ついにW杯アジア最終予選がスタート!中国、バーレーンとの闘いに挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
  そう本音をこぼしたレフティは、クラブでの苦境を代表戦に引きずってはいないようだ。「日本まで長距離移動なので、気持ちを切り替えるのは慣れちゃったんで、とくに意識はしてないですね」と述べている。

 ソシエダでは、徹底マークをされて孤立する場面が少なくないだけに、クオリティの高い選手が揃う森保ジャパンでは、久々に気持ちよくプレーできるか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)