ロバート・ダウニー・Jr、MCU復帰を報告 アイアンマンからドクター・ドゥームへ「新たなマスク、同じ仕事」
映画『アベンジャーズ』第5弾『アベンジャーズ：ドゥームズデイ（原題）/ Avengers: Doomsday』にドクター・ドゥーム役で出演することが決定したロバート・ダウニー・Jrが現地時間27日、米サンディエゴで開催中の「コミコン・インターナショナル2024」にサプライズ登場し、MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）復帰を正式に報告した。
ドクター・ドゥームは、ファンタスティック・フォーの宿敵でも知られるマーベルの凶悪ヴィラン。MCUでアイアンマン／トニー・スタークを演じていたダウニー・Jrは、過去にドクター・ドゥーム役での起用が検討されていたこともある。
マーベル・スタジオのプレゼンテーション会場であるホールHには、ドクター・ドゥームの仮面を被った軍団が出現。ダウニー・Jrが仮面を外して素顔を見せると、会場から悲鳴のような歓声が。トニー・スタークのように両手を広げた後、ダウニー・Jrは「違うマスク、同じ仕事（New mask, same task）」とMCU復帰をファンに報告した。
ダウニー・Jrはその後、自身のInstagramを更新し、ドクター・ドゥームの仮面と向き合った写真を公開した。第5弾の新監督に就任したルッソ兄弟（アンソニー・ルッソ＆ジョー・ルッソ）は、「君のカラーは（ドクター・ドゥームの）緑色だといつも言っていたよ」とコメントしている。
第5弾はもともと、ジョナサン・メジャース演じる征服者カーンをメインヴィランとする『アベンジャーズ：ザ・カーン・ダイナスティ（原題） / Avengers: The Kang Dynasty』として発表されていたが、メジャースが交際相手へのDVで有罪判決を受けてMCUから解雇され、タイトルも白紙になっていた。2023年11月には、マーベルがMCUのラスボスをカーンからドクター・ドゥームへ変更する代替プランを検討しているとVarietyが報じており、ダウニー・Jrのドクター・ドゥームが報道通り、新たなラスボスとしてアベンジャーズの前に立ちはだかる。
『アベンジャーズ：ドゥームズデイ（原題）』は2026年5月に全米公開。その続編となるシリーズ第6弾『アベンジャーズ：シークレット・ウォーズ（原題） / Avengers: Secret Wars』は、2027年5月に全米公開される。（編集部・倉本拓弥）
