若者を飲みに連れていきたいオジサンの意外な理由とは?(画像はイメージ)

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 お酒などを飲みながらコミュニケーションを深めることはよくあること。その中でも「後輩を飲みに連れて行くのが好き」など、若者と一緒に飲みに行くのが好きなオジサンは多いよう。一体どうしてオジサンは「若い人と飲むのが好き」なのか、その理由を深掘りしてみよう。

●同世代の飲み会は愚痴が多くなる?



 理由としてネット上で多く見られたのが、「同世代と飲みに行くのが苦痛になり始めるから」という意見。「40歳を超えてくると、同世代が飲み会で愚痴ばっかり言い始める」「同級生や少し上の世代が、家庭とか仕事の愚痴ばっかり言うから同世代と飲むのは面倒になった」とのことで、愚痴を聞く飲み会にうんざりして疎遠になってしまう人もいるようだ。

 逆に「行動力のある若者はキラキラして見えるんだよね」「欲望や野望を持ってる人の方が話してて面白い」と、未来に向けて輝く若者といる方が楽しく感じるからという理由の人も。また成功している人たちはまだまだ気持ちが若い人も多く、「成功してる経営者とかが若者と話したがるのもこういう理由なのかもね」と、若者との方が話が合うという意見もみられた。

 一方の若者側からも、「年上の人でも、前向きな人だとこっちの意見も興味を持って色々聞いてくれるから話してても楽しい」という声があり、お互いが前向きなベクトルであることが上手くいくポイントと言えそうだ。

 ただ中には我慢している若者もいるようで、「オジサンは勘違いしない方が良い」「オジサンと飲みに行くのは『断り切れずつき合ってる』だけの場合もあるからね」と注意を促す声も。そもそも一切、お酒を飲まない人も増えている模様。オジサンが若者を飲みに誘うときは、断りやすい空気を作ったうえで誘う必要があるのかもしれない。(フリーライター・井原亘)

■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている