【野菜のマメ知識】「オクラは“生”で食べられるんです!」アノ味付けで絶品&強ネバネバ♡【青髪のテツ】

写真拡大 (全10枚)

こんにちは、スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。ネバネバがおいしいオクラが旬ですね!茹でた後、納豆と併せてネバネバ丼にしたり、お浸しにしたりするのが定番の野菜ですが、実は「生食」もできるって知ってましたか?そう、暑いときには茹でなくてもいいんです!若干クセがあるので、旨味の強い食材と合わせるのがポイント。その旨味食材とは…みんな大好き「ツナマヨ」です♪

【青髪のテツ】オクラの下処理は…板ずりせずに「ネットごと洗う」!?試す価値大アリ~【超使える野菜講座】

夏真っ盛り!
暑さが厳しい季節ですが、夏野菜がおいしいシーズンでもあります。

夏野菜といえば、きゅうり、トマト、なす、とうもろこし、枝豆など様々ありますが、中でも「オクラ」は爆発的に売れてくれる人気のある野菜です。



ところで、オクラって「茹でて食べるのが常識」と思っていませんか?

以前、「【青髪のテツ】オクラの下処理は…板ずりせずに「ネットごと洗う」!?試す価値大アリ~【超使える野菜講座】」という記事でも、「レンチンで食べるのがおすすめ!」と書きましたが、巷で見かけるオクラのレシピはたいてい加熱するものがほとんど。

でも実は、オクラは加熱せず、「生」でも食べることができるんです。

板ずりも加熱も不要!超簡単な「生オクラのツナマヨ」

オクラは小さな産毛が生えているのですが、これを落とさずに食べると食感がよくありません。



産毛を落とすために、塩をまぶしてまな板の上で転がす「板ずり」という下ごしらえをする必要があります。

でも、真夏の暑い夜、調理に手間はかけたくないですよね。
というわけで今回紹介するオクラレシピは、「板ずり不要」「加熱も不要」という、超お手軽な一品ですよ!



材料
オクラ(※1)…1パック
マヨネーズ…適量
ツナ缶(※2)…1缶

※1 オクラはネットに入っている商品を選んでください。
※2 ツナ缶は水煮でもオイルでもどちらでもOK。今回は水煮タイプを使いました。

作り方
1. オクラのパッケージや袋を取る。



紙やビニールのパッケージを取って、ネットだけの状態にします。

2. ネットとオクラをこすり合わせるようにゴシゴシ洗う



オクラの産毛は、これだけで簡単に落とすことができます。汚れもしっかり落ちるので一石二鳥ですよ。
もちろん、塩を付けて普通に板ずりしてもOKです。

3. オクラのガクの硬い部分を切り落とし、食べやすいサイズに小口切りにする。



今回は3~5mm厚さに切りました。



4. 切ったオクラに、マヨネーズとツナを1:1の分量加えて和える。



1パックのオクラに対し、ツナとマヨネーズ各大さじ1ほどを加えて、和えました。
混ぜると、茹でたオクラよりもかなり粘りが強くなりますよ!



出来上がりを一口食べてみると、シャキシャキとした食感で、茹でたオクラとはまた別のおいしさ!
まるで納豆のような強いコシのネバネバがクセになります。

ツナマヨの風味のおかげで青臭さはほとんど感じません。アクもまったく感じず、夏の爽やかな副菜といった印象。とても手軽に作れるので、超オススメな一品です。



もし、青臭さが気になる方は、600Wのレンジで1分加熱してからツナマヨと和えましょう。小口切りにする前でも、切った後でも、レンチンでの加熱は可能ですよ。

以上、オクラを生でおいしく食べるレシピでした!
ぜひ覚えて、旬のオクラをた~っぷり食べてくださいね。