【リュウジが全部試した】「一番うめぇカレールウ」選手権！1位が覆る波乱の事態⁉ワンツートップのルウを実食
リュウジ『最高傑作ドライカレー』 カフェにありそな「ボルケイノドライカレー」作ろう！ルウ不使用で簡単ウマい♡
リュウジさんのX(旧Twitter)がこちら！
皆さん大変お待たせしました
- リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) April 21, 2024
今夜、市販のカレールーで「箱通りのレシピ」で作ってどれが一番旨いか
決着がつきます
一位はまさかのあのカレールーでした
必見です↓https://t.co/0q6OifBhcH pic.twitter.com/H318CliT1A
リュウジさんのX(旧Twitter)に、「市販のカレールウでどれが一番旨いか、決着がつきます」とのポストが。画像には、調理済みのカレーがズラリと6種類も並び、圧巻です！
リュウジさんのYouTubeを見ると、TBS系の情報番組『サタデープラス』のひたすら試してランキング風に、市販のカレールウを食べ比べしていました。ルウの味わいを公平に評価するため、パッケージ通りのレシピで作り、価格も考慮して順位を決定するルールだそう。
用意したルウは、近隣で購入出来たすべての種類。Xの画像を見ると、左から「ザ・カリー」「ジャワカレー」「バーモントカレー」「ゴールデンカレー」「ディナーカレー」「ZEPPIN」の6種類が揃っていますよ。
「ジャワカレー」と「ゴールデンカレー」はリュウジさんの定番ルウだそうで、この2つは有力候補だとコメントしていました。撮影スタッフの方は、「バーモントカレー」派が多数とのこと。
筆者は、たまに「ジャワカレー」を使う程度。普段は、プライベートブランドのリーズナブルなルウに、スパイスと乳製品を適当に混ぜてカレーを作っています。
「一番うめぇカレールウ」選手権で、リュウジさんが1位に選んだルウは、筆者が使ったことのないルウでした。どんなおいしさなの？と興味津々！リュウジさんの舌を納得させたカレールウ、買ってきます！
リュウジさんセレクトのカレールウは6種類！独断で選んだ第1位は…
リュウジさんが行った「一番うめぇカレールウ」選手権で第1位に輝いたルウは、ハウス「ザ・カリー」。パッケージには「最高級のコクと香り」と書かれていますよ。ちなみに今回は1箱328円(税込)で購入。いつも使っているルウの2倍くらいの価格で、筆者にはお高めに感じます。
開封すると、特製ルウとブイヨンペーストの2種類が入っていました。パッケージには「赤ワイン、香味野菜、果実などの旨味を閉じ込め、ブイヨンのおいしさを醸し出したブイヨンペーストがカレーのコクと香りを一層引き立てる」と書かれています。
ペーストを少し味見してみると、あめ色玉ねぎの深いコクと甘さの中に爽やかなスパイスの風味が。にんにく、しょうが、コリアンダー、クローブなどが入っているのかな？
おいしさの秘密は、ブイヨンペーストにありそう！それではカレーを作ってみます。
「ザ・カリー」でパッケージの公式レシピ通りにカレーを作ってみた！
パッケージの記載レシピは5皿分ですが、今回は2皿分に減らし、肉の種類は記載されていないため、豚こま切れ肉で作ってみます。また、パッケージのレシピにはフタをして煮込むパターンも記載されていますが、今回はフタなしで煮込んで作ります。
【材料】(2皿分)
ザ・カリー…56g（ルウ34g＋ブイヨンペースト22g）
肉…120g
玉ねぎ…160g
水…240ml ※フタをする場合は200ml
サラダ油…小さじ1強
1. 鍋にサラダ油を引いて中火で熱し、ひと口サイズに切った玉ねぎと肉を加え、玉ねぎがしんなりとするまで炒めます。
今回は火が通りやすい豚こま切れ肉を使ったので、玉ねぎを先に4分ほど炒めてしんなりさせることに。豚こま切れ肉を加えたら、色が変わる程度に2分ほど炒めました。
2. 水を加えたら沸騰させ、あくを取ります。ブイヨンペーストを加えて、弱めの中火で15分ほど煮込みます。
水を加えて沸騰させましたが、あくはほとんど出ませんでした。先にブイヨンペーストだけを加えます。
弱めの中火で15分ほど、ふつふつとする状態で煮込みます。ブイヨンペーストを加えると、爽やかなスパイスの香りとあめ色玉ねぎのような甘い香りが。とは言え、まだカレーらしい香りはしないので、ビーフシチューを作っているような気分。
リュウジさんも動画で「他のルウに比べて香りが違う。フォン・ド・ヴォーのような香りがする」とコメントしていましたよ。
3. 火を止め、ルウを割り入れて溶かしたら、弱火に点火。時々混ぜながら10分ほど煮込みます。
火を止め、ルウを加えて溶かします。ルウが溶けるとカレーの香りが一気に広がりました。
ルウを溶かすと、程よいとろみ感が♪弱火で10分弱煮込んで仕上げました。これで完成です♪
「一番うめぇカレールウ」選手権に急きょ参戦したルウがこちら！
「一番うめぇカレールウ」選手権第1位のカレールウが、「ザ・カリー」だったことをXにポストしたリュウジさん。すると視聴者から、「横濱舶来亭」も試してほしい！というリクエストが、たくさん届いたそうです。
そこで急きょ探して、入手。視聴者枠として「横濱舶来亭」も参戦することになりました。いかに多くの方が、「おいしいカレールウはどれ？」と、関心を寄せているかがわかりますね。
視聴者枠でエントリーしたのが、エバラの「横濱舶来亭」です。今回は、1袋318円(税込)で購入。上記で紹介した「ザ・カリー」と10円差ですが、同じ価格帯のルウです。
中身はフレークタイプで、しっとり感のある、ポロポロとした状態のルウでした。パッケージには「ソテーオニオンなどの野菜に果実をブレンド。20種類以上のスパイス＆ハーブを使用した香りと辛味のバランスが絶妙なコク深い中辛」と書かれています。
フレーク状なので、パッケージを開けるとカレーの香りがふわっと広がります。なんだかカレーパンに入っているカレーのような香りだなと感じました。
「横濱舶来亭」のカレーも食べたことがなく、フレーク状のルウも使ったことがありません。これは作るのが楽しみ！
「横濱舶来亭」でパッケージの公式レシピ通りにカレーを作ってみた！
パッケージの記載レシピは5皿分ですが、今回は2皿分に減らします。また、肉の種類は記載されていないため、豚こま切れ肉で作ってみます。
【材料】(2皿分)
横濱舶来亭カレー…60g
肉…100g
玉ねぎ…130g
にんじん…50g
水…250ml
サラダ油…大さじ1/3
1. 鍋にサラダ油を引いて熱し、薄切りにした玉ねぎがきつね色になるまで炒めます。ひと口サイズに切ったにんじんと肉も加え、よく炒めます。
玉ねぎがきつね色になるまで、7分ほど炒めました。
玉ねぎがきつね色になってから、にんじんと豚こま切れ肉を加えて、全体を混ぜ合わせながら3分ほど炒めました。
2. 水を加えて沸騰させ、あくを取ります。弱めの中火にし、フタをして約20分煮込みます。
水を加えて沸騰させましたが、あくはほとんど出ませんでした。フタをして弱めの中火で煮込みます。
3. 火を止めてルウを加え、よく混ぜて溶かします。
「横濱舶来亭」はフレークタイプなので、2皿分の固形ルウを加えるよりも、少し多めに感じます。
混ぜるとサッと溶け、ダマにならないのが気持ちいい♪この感覚は、固形ルウにはないですよ！
4. 弱火に点火し、時々混ぜながら10分ほど煮込みます。
ルウが溶けると、程よいとろみがついた状態に。弱火で10分弱煮込んで仕上げました。
2種類のカレーが出来たので、実食してみたいと思います♪
リュウジさんが選んだ第1位「ザ・カリーの公式カレー」を実食！
ブイヨンペーストとカレールウを時間差で加えて作った「ザ・カリーの公式カレー」から、いただきます。
口に入れた瞬間の印象は、「まろやか～♪」とホッとする味わい。ですが、すぐにピリッとした辛さがやってきて、中辛らしい辛さを感じます。野菜やフルーツを加えて作ったような甘さがあり、家で作るカレーといった親しみ感のあるおいしさです。
筆者がいつも作るカレーに近いタイプで、とても食べやすい。玉ねぎはあめ色になるまで炒めていませんが、ブイヨンペーストのおかげで、玉ねぎの深いコクを感じます。玉ねぎを炒める手間を省いてもおいしく作れるので、かなりのメリットを感じました。
リュウジさんはひと口食べた途端に、「別添えのブイヨンペーストが深いコクを出している。具が玉ねぎと肉だけで、この味はスゴイ」と絶賛。家のカレーをちょっとランクアップさせるのにちょうどいいと、欧風カレーに近い「ザ・カリー」を第1位に決定していました。
視聴者リクエスト枠！「横濱舶来亭の公式カレー」を実食！
次は、フレーク状のルウで作った「横濱舶来亭の公式カレー」を食べてみます。
先ほど食べた「ザ・カリーの公式カレー」とはジャンルが違うおいしさで、老舗の洋食店のカレーみたいな印象。外食で食べるカレーといった、プロっぽい味わいです♪
スパイスの香りとほろ苦さが強く、野菜やフルーツの甘さは控えめなので、大人向けな印象。そしてスパイスの感じは、ターメリックやしょうがのように土っぽい香り。筆者は、S&Bの「赤缶カレー」の味わいに似ているように思いました。
複雑な味わいすぎて、これはプロが作るタイプのカレー。
リュウジさんは「横濱舶来亭の公式カレー」をひと口食べた途端に、「あれ？ちょっと待って。ヤバイ、すげぇ旨い！コクが尋常じゃない！なんでこんな味になるの？」と、かなり驚いた様子でした。
ルウ自体がおいしすぎるとのことで、まさかのどんでん返し！最終的に「横濱舶来亭」を第1位に決定していました。
カレーといえども味わいは千差万別！ルウが変わればおいしさ無限大！
リュウジさんがYouTubeで大絶賛していた、「ザ・カリー」と「横濱舶来亭」の公式レシピで作ったカレーを実食してみました。2種類のカレーは、味わいがまったく違うタイプのおいしさで、市販のカレールウの奥深さを改めて知るきっかけに。
「ザ・カリー」はおうちカレーを格上げしたい時、「横濱舶来亭」は外食気分でお店のカレーを家で食べたい時に、ぴったりなルウだと感じました。
普段使うカレールウは定番化しているので、カレールウを変えるだけで、こんなにカレーの味が変わるのかと衝撃を受けました。興味深い食べ比べでしたよ♪
夏になるとカレーを作る機会が増えると思うので、ぜひルウ選びの参考にしてみてくださいね。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
