9回、岸田の送りバントは失敗に終わるが、笠原球審(左)に判定の確認をする阿部監督(撮影・佐藤厚)

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 「巨人1−2広島」(29日、東京ドーム

 巨人は痛恨の敗戦。連勝ならず勝率5割となった。

 1−1の九回、守護神バルドナードが菊池にソロ被弾。登板3試合連続の失点で決勝点を奪われた。

 打線はつながりを欠いた。八回は同点に追いついたが、あと一本が出ず。阿部監督は好機を作るまでの過程に触れ、「バント失敗したり。あれじゃ得点入るわけない。ひどいよね。あれじゃね」と振り返った。

 また、四回1死二塁、八回2死満塁で凡退した岡本和について言及。この日は二塁打を一本放ったが、試合前時点で6月打率・208、得点圏打率・234など苦しむ主砲に「あとは和真かな。本人もどうしていいか分からないんだろうけど、あそこで切れてしまうのが多々あるんでちょっと考えようかなと思います」と、打順変更の可能性も示唆した。