北欧ドラマブームの火付け役がカムバック!『THE KILLING/キリング』シーズン1、7月1日(月)放送開始

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本国デンマークで史上最高視聴率を叩き出し(当時)、英国アカデミー賞(BAFTA賞)を受賞したほか、アメリカでリメイクもされた『THE KILLING/キリング』が、10年ぶりにスパドラに帰ってくる! シーズン1が7月1日(月)よりスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて放送。一つの殺人事件を20日間=20話で描く、デンマーク発リアルタイム・ミステリーの傑作が、貴重な二ヵ国語版と吹替・解説放送版の2バージョンで登場する。

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20話かけて一つの事件を多角的な視点でじっくりと描く

デンマークの首都コペンハーゲン。古い建物が整然と並ぶ中心街から少し離れると、のどかな風景が広がる。そんな静かで穏やかな郊外の運河から、少女の死体が発見される。一人の少女の死は、家族、学校、市庁舎、そして街中に衝撃をもたらす。一体彼女はなぜ殺されてしまったのか? 一体誰に殺されたのか? 犯人を追う殺人課刑事サラ・ルンドをはじめとした刑事たちの前に次々と浮上する容疑者たち。そして捜査が進むにつれ、親も知らなかった少女の秘密、腐敗した政治、そして人間に巣食う心の闇までも明かされていく…。

本国デンマークでの2007年の放送開始直後より熱狂的な支持を得て、国民の3人に1人が視聴するという同国史上最高の視聴率を記録。国内の賞レースはもちろん、英国アカデミー賞や国際エミー賞も賑わせた。4年後の2011年には『THE KILLING 〜闇に眠る美少女〜』というアメリカ版リメイクも作られ、本家に続いて高い評価を得ている。

デンマーク生まれの『THE KILLING/キリング』は、一つの殺人事件が解決するまでの20日間の捜査過程を全20話で、捜査一日を一話で描く。これは本作のクリエイターが、たった1時間で事件が発生から解決までこぎ着ける一話完結型の流れに違和感を覚えていたから。事件の周辺にある悲しみや感情が十分に描かれることなく事件が解決してしまう犯罪ドラマの描き方を変えたかったからだという。

だからこそ、本作では捜査に当たる20日の間で実に様々なことが起こる。新たな容疑者が次々と浮上し、犯人を追う刑事たちの警察内部での関係や、被害者の家族の葛藤、事件によって思わぬ進路変更を迫られる政治家など、事件に少なからず影響を受ける登場人物たちのおよそ3週間は波瀾万丈だ。もちろん、ミステリーの醍醐味である犯人探しも最後まで楽しめる。

『THE KILLING/キリング』放送情報

7月1日(月)13:30スタート
【二ヵ国語版】毎週月曜日〜金曜日 13:30〜 ほか
【吹替・解説放送】毎週土曜日 7:00〜 ほか

(海外ドラマNAVI)