「腐してほしいんやと思うけど…」粗品 『ジョンソン』打ち切り報道に見せた“意外な本音”

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6月24日、霜降り明星粗品(31)がYouTubeを更新。毎週投稿している「【粗品】最近のSNSニュース斬った【1人賛否】」企画で、今回は、6月23日までに起こったニュースに関して「一人賛否」という形で見解を述べたが、その中で6月19日に「スポニチアネックス」が、『リンカーン』の後継番組である『ジョンソン』(TBS系)が9月末で終了すると報じたことについて論じた。

他のニュースに対しては手厳しい意見を述べることも多いが、この件に関しては「これでもちょっと俺も芸人やから」と擁護する姿勢を見せた粗品。一部メディアからは打ち切りの原因について、視聴率の低下やスタッフとの行き違いが発生したことなどが報じられていたが、「そんなんはちょっと言わんときますが」と言及を控えた。

そして、公式発表はされていないため正確な情報ではないとしたうえで、「僕の意見としてはですね、残念ですね。てか、普通に終わらされてまうんやっていう感じかな。責任持ってもっと我慢せいよって思うけどな」と率直な思いを語った。

続けて「難しいですね、テレビって」と嘆くと、「今この時代に新規のバラエティ番組で、例えば10年続く番組一個もないんちゃう? もしかしたら。そんぐらいこのテレビ冷遇されてる時代やと思いますけどね」と持論を展開。「とにかくジョンソン、皆さんお疲れ様でした」とねぎらった。

その後”否”の意見として、「霜バラが終わることがかき消されて嬉しい」と発言。『ジョンソン』の終了報道によって、自身の冠番組である『霜降りバラエティX』(テレビ朝日系)が6月に終了することの関心が逸れたと語り、「嬉しい助かった。ありがとう」と感謝の意を示した。

そして「それは冗談なんですけど」としつつも、自らも『ジョンソン』に「ボランティア精神で出ましたからね」と懐古。2月19日放送の「Wikipedia陣取り合戦」という企画にて、ニューヨーク・嶋佐和也(38)に電話で呼び出され、企画内容も知らされないまま急遽出演したことがあると明かした。

それだけに思い入れのある番組のようで、「多分みんなね、僕にジョンソンのこと腐してほしいんやと思うけど、ないなそんなん。普通に出たし」と発言。

途中、レギュラーのモグライダー・ともしげ(42)の天然キャラに違和感があり「それが終わる一端を担っているんじゃないか」という独自のボケを展開。当時の収録でも同様のことを語っており、その発言がオンエアされたことが意外だったと述べていた。

その後、改めて「でも正直なほんまに普通に残念。お笑いのテレビ番組、もう終わんねや」と悲しそうに語った粗品。最終的に「だからテレビに固執しないということですよ、本当に。お笑いをやりたいんであればね」と締めくくっていた。