杉咲花主演ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』、INI尾崎匠海や野呂佳代らのコメント到着
■「千葉(雄大)さんと一緒にいることが多く、演技のことを聞くと真剣に考えて教えてくれます。最近では、ピクミンのぬいぐるみもいただきました(笑)」(INI・尾崎匠海)
杉咲花主演のカンテレ・フジテレビ系・月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜22時)。本作は、“記憶障害の脳外科医”という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。
第5話では、ミヤビ(杉咲花)を本格的に脳外科医として復帰させるべく、三瓶(若葉竜也)が難易度の高いもやもや病の手術の術者にミヤビを指名。
自分にはまだ無理だと言うミヤビに対し、「あなたは、できます」と断言する三瓶の力強いまなざしに、三瓶を信じるべきか葛藤するミヤビの姿が描かれた。
さらに、まるでミヤビが手術を了承することを分かっていたかのように、冷蔵庫から手羽先を取り出し、血管吻合(ふんごう)の練習に付き合う三瓶の姿には、「ミヤビへの深い愛情を感じずにはいられない」と、三瓶の熱い思いにグッとくる人も多かったようだ。
さらに、Yuki Saito監督が自身のXに投稿したように、「第5話のテーマは“チーム”」。
星前(千葉雄大)が自らの信念を語ることで、術者に挑戦するかどうか迷うミヤビの背中を押し、麻酔科医の成増(野呂佳代)は外科医として再び歩き出すことを決めたミヤビに安心感を与え、そして看護師の森(山谷花純)は、手術でミヤビが全力を出せるよう、前日の夜から泊まり込みでサポートするなど、医局メンバーの優しさが心にしみる回だった。
SNSにも「手術に挑むミヤビちゃんを最大限にサポートするチーム最高!」「今回すごくいい話でまさに神回」「『私たちはひとりじゃない。だから自分だけで完璧でなくてもいい』っていうセリフに、最終回? っていうくらいボロボロと泣いてしまった」といった感想が多数寄せられた。
出演者のひとりである看護師・新井小春役の中村里帆も「手術後、ミヤビ先生を見守る医療チームの温かい視線、それをしっかりと焼き付け感情があふれ出るミヤビ先生の姿は、私にとっても忘れられない景色になりました」と語るなど、劇中で研修医の風間(尾崎匠海)が「この病院はチーム医療が充実している」と評した、“丘陵セントラルチーム”の結束力に胸を打たれる視聴者が多かったようだ。
そんな医局メンバーは、撮影現場でも日々仲を深めているようで、麻酔科医の成増を演じる野呂佳代は、「この作品ならではですが、現場ではみんなで縫合の練習をしながらお話しています。私は麻酔科医なので劇中で縫合はしませんが、(杉咲)花ちゃんが貸してくれたキットで練習しています(笑)。みんな医大生のような感覚でいられるところが面白いなと思ってます」とコメント。
さらに、「若葉さんはたまにグミをくれようとするのですが、必ず手のひらでグミをギュッと握りしめて渡してきます(笑)」と、ユーモアのあるやりとりも楽しんでいる様子。
また、ミヤビの記憶に残っている数少ない人物で、プライベートでも仲の良い看護師・森役の山谷花純は、「今回の現場では、杉咲花も、役の川内ミヤビも特別扱いせず、ごく普通のひとりの人間として向き合うと自分と約束して過ごしている」といい、なかでも第5話でミヤビの部屋に泊まるシーンはひときわ思入れが強かったそうで、「レンズに映らない景色や、強く残る記憶の積み重ねがあったからこそ残せたシーンだった」と明かした。
また、自身も毎日日記をつけていることから、「ミヤビが毎朝起きるたびに日記を見返すシーンが好き」と話す研修医・風間役の尾崎匠海は、「星前先生役の千葉さんと一緒にいることが多く、演技のことを聞くと真剣に考えて教えてくれます。最近では、ピクミンのぬいぐるみもいただきました(笑)」と現場での可愛らしいエピソードを明かした。
さらに、そんな森の後輩看護師を演じる中村里帆は、「第6話では、ミヤビ先生と森ちゃん先輩と3人だけのシーンがあり、小春が普段、どういう思いでミヤビ先生と接しているのか感じられるシーンだったので、撮影のときは緊張や不安がいつもの倍ありました。でも、花さんがその不安をすぐに察してくれて、撮影直前まで話をする時間を作ってくださったので、いつの間にか悪い緊張感や不安はなくなりました」と、座長・杉咲への感謝を語り、さらに「第6話では、ミヤビ先生の記憶障害についても、ある疑惑が浮かび上がり、新たな展開が訪れるので、ぜひご覧ください!」と、5月20日放送の第6話の見どころを語った。
番組情報
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』
毎週月曜 22:00~
出演:杉咲花 若葉竜也 岡山天音 生田絵梨花 山谷花純 尾崎匠海(INI) 中村里帆・安井順平 野呂佳代 千葉雄大 ・小市慢太郎 酒向芳 吉瀬美智子 井浦新
原作:子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)
「アンメット―ある脳外科医の日記―」(講談社『モーニング』連載)
脚本:篠崎絵里子(「崎」は、たつさきが正式表記)
音楽:fox capture plan
主題歌:あいみょん「会いに行くのに」(unBORDE/Warner Music Japan)
オープニング曲:上野大樹「縫い目」(cutting edge)
監督:Yuki Saito 本橋圭太
『アンメット ある脳外科医の日記』番組サイト
https://www.ktv.jp/unmet/