ブライトンの三笘薫【写真:徳原隆元】

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トッテナム戦でファン沸させたトラップに熱視線

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間2月10日に行われたプレミアリーグ第24節トッテナム戦でアジアカップから復帰後、初の公式戦出場を果たした。

 1-2で敗れたものの決定機を何度も作り出すなど好パフォーマンスを披露したなかで、妙技を披露したワンシーンが話題を呼んでいる。

 三笘は定位置の左サイドハーフでスタメン出場。足首の負傷とアジアカップ参戦により、プレミアリーグでは昨年12月21日のクリスタル・パレス戦(1-1)以来の出番だったなかで、前半29分に右足のアウトサイドで鋭いシュートを放ったほか、後半には左サイドからの鋭い突破で決定機を演出するクロスを送るなど見せ場を作った。

 そんななかで、前半21分のワンプレーがファンから注目を浴びている。ブライトンが敵陣へ攻め込んだ場面で、ピッチ中央のセンターサークル付近からMFビリー・ギルモアが左サイドへロングフィード。これに反応した三笘は縦へ加速しようとした際に足を滑らせてピッチへ手をついてしまったものの、ボールが向かってくるなかで即座に身を起こすと、体勢を崩しながらも左足でボールを見事に収めてマイボールにしてみせた。

 完璧トラップの瞬間にネット上では「レベル違う」「尋常じゃない」「エグすぎ」「体勢崩しているのに吸い付くように収めてる」など驚きの声が続々。ピッチ上で披露したその妙技に熱視線が注がれ大きな反響へつながっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)