2試合を終え1勝1分で勝点4の韓国。最終節はマレーシアと対戦する。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 初陣のバーレーン戦は3−1、続くヨルダン戦は2−2。2試合を終えて1勝1分。まだ負けていないにもかかわらず、数値は落ちた。

 韓国メディア『日刊スポーツ』は、データサイト『Opta』が弾き出したアジアカップにおける韓国代表の優勝確率に言及。予想は「12%」だったようだ。

「日本(19.6%)、カタール(14.5%)、オーストラリア(13.3%)、イラン(12.1%)に続く5位だ。クリンスマン号の決勝進出確率も21.1%で、日本(29.2%)と差が大きかった」

 同メディアは、「低調なパフォーマンスが優勝確率低下の原因と思われる」と見解を示し、こう続ける。

「オプタは、アジアカップ開幕前に韓国の優勝確率を14.3%と予想した。日本(24.6%)に次いで2位だった。当時は韓国の後ろにイラン(11.2%)、オーストラリア(10.7%)、サウジアラビア(10.6%)が続いた」
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 さらに、森保ジャパンの動向にも触れる。

「衝撃的な敗北を喫した日本は、まだ良い評価を受けている。グループステージの初戦でベトナムに4−2で辛勝した日本は、2節ではイラクに1−2で敗れた。グループ1位でベスト16に進出するのは不可能で、2位を狙わなければならない状況だ。もっとも、日本はまだ24の参加国の中で、決勝進出と優勝の可能性が最も高いチームだ」

 D組の日本は最終節でインドネシアと対戦。E組で首位通過の可能性がある韓国は、マレーシアと相まみえる。D組2位とE組1位は、決勝トーナメント1回戦で激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部