アジア杯でサウジアラビア代表に激震…マンチーニ監督が重鎮MFらを追放!「監督の発言はウソ」と選手は反発
カタールで開幕を迎えたアジアカップ。そうしたなか、ロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジアラビア代表が揺れている。
17日にオマーンとの第1戦を戦うのだが、その直前になって6人をチームから除外したのだ。34歳の重鎮MFサルマン・アル・ファラジ、GKナワフ・アル・アキディ、DFスルタン・アル・ガナムの3人は名を知られた選手だったことから大きな話題になっている。
『The National News』などによれば、マンチーニ監督は当該選手たちがキャンプ参加を拒否したとしつつ、自分が監督の間は彼らを代表に呼び戻すことはないと述べたという。
「ナワフは来ると言った翌日に来たくないと言い出した。我々は彼と話をしようとしたし、リストに載せようとしていた。3日前、彼はGKコーチにこう言った。『プレーできないならここにいたくない』と。
サルマンは親善試合ではプレーしたくないと言ってきた。スルタンはプレー(時間)に満足しているかと聞くと、不満だと伝えてきた」
3人は扱いやプレータイムに不満を持っていたというが、GKナワフは「マンチーニ監督の発言は嘘だ。チームメイトたちへの配慮から、大会が終わるまではこれ以上コメントしない」と反発しているそう。
アル・ファラジもInstagramのストーリーに長文を投稿し、この問題の調査を求めた。彼はマリとの親善試合で負傷交代になって以降、マンチーニ監督らから何の連絡もなく、最終キャンプに呼ばなかった指揮官の決断を尊重していたが、会見での言葉には驚いたとしている。
マンチーニ監督は昨年8月にサウジ代表に着任したが、その年俸は監督として世界最高額となる4500万ドル(65億円)とされている。