画像は映画『THE BATMAN−ザ・バットマン−』より
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 映画『THE BATMAN−ザ・バットマン−』のマット・リーヴス監督が進めている「アーカム・アサイラム」についてのドラマシリーズは、新生DCユニバース(DCU)に属する作品になるという。DCスタジオCEOのジェームズ・ガン監督がThreadsで明かした。

 昨年、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、全てのDC映画、ドラマ、アニメーション、ゲームをまとめて監修する新スタジオ、DCスタジオを設立。新たに「DCU」という一つの世界の中で映画やドラマを作り上げていくことになったが、それ以前に成功を収めていた『ジョーカー』や『THE BATMAN−ザ・バットマン−』の続編については“それぞれ独立した世界の作品”として「DCエルスワールズ」という別枠で引き続き進行していくことになっていた。

 リーヴス監督は続編『ザ・バットマン Part II(原題) / The Batman Part II』のほか、スピンオフドラマ「ザ・ペンギン(原題) / The Penguin」と「バットマン」シリーズの凶悪犯が収容される精神病院「アーカム・アサイラム」についてのドラマを進めているが、この「アーカム」ドラマは『THE BATMAN−ザ・バットマン−』ユニバースではなく、DCUに属した作品なのだという。

 ガン監督は「今、マットはDCUシリーズとして『アーカム(原題) / Arkham』をプロデュースしている」と明かすと、「僕たちは、監督としてもプロデューサーとしてもマットのことが大好きだ。だから、彼はドラマシリーズを、彼の『ザ・バットマン』ユニバースでもDUCでもプロデュースするんだ」と続けている。

 ドラマ「ザ・ペンギン(原題)」は来年秋ごろに配信予定とみられており、映画『ザ・バットマン Part II(原題)』は2025年10月3日全米公開される。「アーカム(原題)」の配信時期は未定だ。(編集部・市川遥)