末脚自慢のトーセンサンダー(22年6月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)

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 函館12Rの湯の川温泉特別(3歳上・2勝クラス・芝1200m)はトーセンサンダー(牡4、美浦・杉浦宏昭厩舎)の一発を期待したい。

 現級で2着と3着が1回ずつある実力馬。確かに今夏の函館では2戦して6着、5着と善戦止まりだが、見限るのは早い。というのも、前々走は開幕週らしい前&内有利馬場の8枠とあって、条件的に厳しかった。続く前走も4角での前3頭が馬券圏内を独占する典型的な先行決着。そんな中、後方から外を回して0秒3差の5着なら負けて強しといえるだろう。

 今回は最終週とあって、ここ2戦に比べれば差しが利きやすい馬場になっている。あとは少しでもペースが上がることを願うのみ。ゴール前の逆転劇を期待したい。