初ダートで一変を期待したいジャスティンボルト(今年3月撮影、ユーザー提供:あやっとーさん)

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 日曜中京4Rの3歳未勝利(ダ1800m)はジャスティンボルト(牡3、栗東・友道康夫厩舎)の一変がある。

 父がキタサンブラックなら、半姉には19年阪神JFを制したレシステンシア、半兄にも21年京成杯を制したグラティアスがいる良血馬。その血統にふさわしい馬っぷりの持ち主だが、意外にも過去5戦では前々走の3着が最高となっている。そこで改めてレースを振り返ると、追ってから速い脚を使えていない印象。500kgを優に超える大型馬とあって、芝ではスピードが足りていないという指摘はあながち的外れではないだろう。

 その点、今回は初のダートチャレンジ。どれだけ先行できるかがカギとなるが、馬体を見る限り、砂適性はありそう。2戦連続の騎乗となる坂井騎手にガッツリと動かしてもらえれば、待ちに待った初勝利に手が届いていい。